2003-12-10から1日間の記事一覧
【TUP速報=ベリタ通信】コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部のイツーリ州で、武装グループや民兵組織による住民らに対する残虐行為が、今年の初めから9カ月にわたって行なわれているとの報告書を国際人権団体アムネスティインターナショナルが10月末…
先月上旬からパレスチナ・ガザ地区最南端にあるラファ難民キャンプに侵攻を続けていたイスラエル軍は10日、同地区で再び大規模な家屋破壊行動を行なった。この地域では、3月に米国人のレイチェル・コリーさんが、パレスチナ人の家の破壊を止めようとしてイス…
【ニューヨーク8日共同】国連総会は8日、ヨルダン川西岸にイスラエルが建設中の「分離フェンス」問題で緊急会合を開き、同フェンスの合法性について国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)に「勧告的意見」を求める決議案を賛成多数で採択した。採決…
ミャンマー民主化運動に携わる在日ミャンマー人の会社員一家に、法務省が国外退去を求めたことをめぐり、野党の民主党ばかりか与党の公明党からも批判が出ている。小泉内閣は退去の方針を崩しておらず、問題の火種は大きくなる一方だ。 (社会部・市川隆太)
02/12/2003 約1億4000万人の人口を抱える途上国バングラデシュでは、国民の多くが収入を得るため、海外での出稼ぎ労働を余儀なくされている。出稼ぎ先として選ばれているのが、イスラム教を同じく国教としているマレーシア。しかし、そこで働くバングラ…
「派遣される隊員は皆、命(めい)に応え使命感に燃えて自らの意思に基づき任地に赴く決意をしている」。小泉首相は記者会見で、隊員には何の迷いもないと自信満々に言い放った。 しかし、イラク派遣予定の舞台が所属する陸上自衛隊北部方面隊(総監部・札幌…
イラク派遣で、注目される陸上自衛隊の任務は「医療、給水、学校などの復旧・整備」となっている。こうした人道支援は本来、制服を着ていない文民やNGO(非政府組織)の仕事だろう。今回、派遣される自衛隊は、兵器を携行する以上、明確な「軍隊」だ。イ…
武装した兵員輸送「常識的な範囲で」 福田官房長官 福田官房長官は10日午前の記者会見で、イラクに派遣した自衛隊が米英軍など他国の武器・弾薬の輸送はしないと小泉首相が表明したことに関連して、武装した兵員の輸送は可能との考えを明らかにした。また…
『from 911/USAレポート』 第122回 『ラスト・サムライ』という事件 ■ 冷泉彰彦 :作家(米国ニュージャージー州在住) 『ラスト・サムライ』という事件 監督がエドワード・ズウイックということで、ただ事では済まないだろうとは思っていたのです…
米ブッシュ大統領がイラクでの戦闘終結を宣言した後も、米英軍によって殺さるイラク市民が増え続けている。一方、米軍の犠牲者も、「戦後」のほうが「戦中」を上回る異常事態だ。家屋の破壊や過剰な発砲など目に見える被害だけでなく、今後見えないところで…