【ねこまたぎ通信】

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煽っているとしか思えませんな

武装した兵員輸送「常識的な範囲で」 福田官房長官

 福田官房長官は10日午前の記者会見で、イラクに派遣した自衛隊が米英軍など他国の武器・弾薬の輸送はしないと小泉首相が表明したことに関連して、武装した兵員の輸送は可能との考えを明らかにした。また首相は同日昼、首相官邸で記者団に対し、自衛隊派遣の詳細を定める実施要項の策定時期について、基本計画で派遣期間の開始日とされた15日までの策定にはこだわらない考えを示した。

 福田長官は、首相が9日の記者会見で武器・弾薬輸送をしないと述べた理由について「(自衛隊イラク人向けの)人道復興支援をすることをわかりやすいようにするということ。運用面でしっかり対応していく」と述べ、すでに関係国との調整に入っていることを明らかにした。

 一方で、自衛隊が米英などの兵員輸送にあたる可能性は「ないわけではない」と認めた。武装した兵員の輸送も「普通に携行するような武器であれば、特別なものを持ち込むのでない限り、通常持っているようなものであれば、常識的な範囲でよろしいのではないか」と述べ、可能との考えを示した。

 福田長官はまた、自衛隊の派遣時期について「今の(治安)状況で派遣できる。防衛庁で正確な情報に基づいて実施要項で記載していく」と発言。「陸自も空自も派遣可能か」との質問に対し、「できるんじゃないですか」と述べた。

 一方、首相は実施要項の策定時期について「いま防衛庁長官が検討している。いつになるかわからない」と語った。記者団が「15日までに策定するのか」と質問したのに対し、「関係ありません。できる時に決めます」と語った。石破防衛庁長官は9日、15日までの実施要項策定をめざす方針を表明している。 (12/10 12:59)