【ねこまたぎ通信】

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「薬さえあれば助かるのに」イラク医師嘆く

2003年3月30日

 空爆下のイラクでは、医療関係者の悩みが深刻さを増している。バグダッドで市民の支援活動を続けるアメリカ人らの市民団体「イラク平和チーム」のメンバーは、毎日新聞の電話取材に「医師らは『薬さえあれば助けられるのに。爆撃を受けた子どもたちに、十分な手当てをしてやれないのがつらい』と言っている」と嘆いている。
 ユニセフ国連児童基金)によると、湾岸戦争後、不衛生な水を飲んだ子どもが下痢になって死亡するケースが急増。同戦争後10年間で、5歳以下の死亡率は2.5倍になり、1000人のうち131人が5歳までに死んでいる。4人に1人は栄養失調で、栄養ビスケットや医療ケアを必要とするが、戦争のために、子どもへの支援が止まっているという。

毎日