【ねこまたぎ通信】

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万波医師、移植患者の選択は「気まぐれ」 登録制度なし

2006年11月06日17時17分
http://www.asahi.com/national/update/1106/OSK200611060041.html


 愛媛県宇和島市宇和島徳洲会病院が、病気の患者の腎臓を別の患者に移植していた問題で、同病院には移植を待つ患者を事前に登録して優先順位を決めておくシステムがなく、腎臓の提供があるたびに万波誠・泌尿器科部長(66)が恣意(しい)的に移植患者を選んでいたことがわかった。万波医師は朝日新聞の取材に、「リストもなければ計画性もない。出合い頭だ」と語った。臓器を公平に患者に分配するという移植医療の基本原則を逸脱しており、「万波移植」への批判がさらに高まりそうだ。
 万波医師や弟の廉介医師(60)らのこれまでの説明によると、病気の腎臓を摘出する際には、移植に使うことを想定して臓器の保存液などを用意。同病院以外の医療機関で摘出手術が行われる場合は、スタッフが出張して臓器を持ち帰るなど、移植を前提に摘出手術が進められた可能性がある。
 一方、摘出された腎臓を移植する患者の選び方について、万波医師は5日、「腎不全の患者は大勢いる。腎臓を取り出した後、血液型などを調べて、合致する患者がいればやる」と説明。計画性については、「優先順位を決めたリストなんてない。気まぐれ。つらそうな顔をしていた患者は覚えている。家族がいるのに、人工透析があるから働けないような人を(移植のために)呼ぶ」と話した。
 脳死や心停止後の臓器移植について規定している臓器移植法は、臓器をあっせんする事業者は厚生労働大臣の許可を受けなければならない、と定めている。営利目的の臓器あっせんを防ぎ、移植患者を公平、公正に選ぶためで、「日本臓器移植ネットワーク」を介さない移植はできないことになっている。

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