【ねこまたぎ通信】

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 タイの話題

大好きな四方山話.

男性の気管から7センチのヒルを摘出


 チェンマイ県のナコンピン病院で、男性の気管から長さ約7センチのヒルが摘出された。最近咳に血が混ざると同病院を訪れたこの男性は、レントゲン検査で喉に影が確認され、内視鏡で検査したところ、ヒルが気管内に貼りついていた。男性に全身麻酔を施した後、ヒルに麻酔剤を投与してヒルを摘出した。男性は山中をトレッキングし、川の水を飲んだ際、ヒルを一緒に飲んだとみられる。気管のヒルはタイで初めてという。

タイ国発『バンコク週報』メールマガジン http://www.bangkokshuho.com/

ここのところ,経済好調のタイらしいです.

04年通期経済報告、景気が順調に拡大[経済]

タイ中央銀行が1月31日発表した2004年通期の経済報告(速報値)によると、年間を通じて景気は順調に拡大した。原油価格高騰などで景況感が悪化したため生産、投資の伸びは鈍化したが、輸出は絶好調。インフレ率も後半になり低下傾向になったほか、外貨準備も増加しており、経済は十分安定しているとされる。
鉱工業生産指数(MPI、1995年=100、季節調整なし)の上昇率は前年比8.1%にとどまり前年の12.3%からは減速したが、満足できる水準にあるといえる。原材料不足で生産が減った食品を除く全分野で生産増を記録した。設備稼働率は72.7%と66.3%から上昇した。
民間消費指数(PCI、95年=100、季節調整済み)は116.4となり112.2から上昇したが、伸び率は3.7%にとどまり前年の5.4%を下回った。農家の所得減少、インフレ進行、景況感の悪化が伸び率鈍化の要因とされる。
民間投資指数(PII、95年=100)の伸び率も12.9%と13.6%から鈍化した。設備稼働率上昇で民間投資増が予想されたが、製造コスト上昇や南部の治安問題、鳥インフルエンザ流行で、一部の投資家が新規投資を見合わせた。
2005年度第1四半期(04年10月〜12月)の歳入は前年度同期比4.6%増加した。政府現金収支は467億バーツの黒字だった。

■貿易黒字急減
生産、投資の伸びが鈍化したのに対して輸出は絶好調だった。輸出額は960億6,400万米ドルに上り前年比23%増加した。増加率は前年の18.2%を上回った。一方、輸入額は943億8,200万米ドルと前年比27%増加、前年の増加率17.4%を大きく上回った。
輸入急増により貿易黒字は37億5,900万米ドルから16億8,200万米ドルに急減した。ただ、サービス・移転収支が42億600万米ドルから56億700万米ドルに増加したことで、経常黒字は79億6,500万米ドルから72億8,900万米ドルへの減少にとどまった。
消費者物価指数(CPI)上昇率は2.7%と前年の1.8%を上回った。価格変動の激しい生鮮食品とエネルギーを除いた基本物価指数の上昇率も0.4%と前年の0.2%を上回った。
通貨供給量はM2(現金、要求払い預金、定期性預金)が5.4%増となり前年の増加率4.9%を上回った。
短期金利は、中銀の利上げを受け上昇傾向にあるが、レポ金利(翌日物)、銀行間貸出金利(翌日物)ともに昨年の水準を下回っている。中銀は3回にわたり利上げを行い、政策金利を1.25%から2%に引き上げた。
対米ドル・バーツ相場は1米ドル=38.87〜41.9バーツで推移した。平均相場は40.28バーツと前年から3%上昇した。

■12月単月経済報告
鉱工業生産指数の伸び率は前月の10%から3%に鈍化した。前年同月に飲料生産が急増したことの反動のほか、世界的な需要減から電気・電子製品の生産が減った。一方、石油製品は点検・補修を前に生産が増えた。設備稼働率は75.7%と前月からわずかながら上昇した。

■投資減少
民間消費指数は前年同月比1.2%低下した。前年12月に急伸したことへの反動や、原油価格高騰、南部6県の津波被害などが要因とされる。民間投資指数も資本財の輸入減少で7.3%低下した。
歳入は16.1%減少した。税収は3.6%増加したが、税外収入が74.2%減少した。前年同月に政府投資ファンドの売却収入が250億7,500万バーツあったことへの反動などが歳入減の原因。政府現金収支は3カ月連続で赤字だった。

■貿易黒字に転換
輸出額は83億7,800万米ドルと16.7%増加した。自動車・部品、電気製品、プラスチック製品、鉄鋼製品が好調だったが、集積回路(IC)は減少した。輸入額は75億6,500万米ドルと7%の増加にとどまった。前月は33.5%の急増だった。消費財と資本財の輸入が減少した。
貿易収支は前月の赤字から8億1,300万米ドルの黒字に転換した。サービス・移転収支も黒字だったことで、経常黒字は5億9,100万米ドルから13億6,900万米ドルに急増した。外貨準備高は8カ月連続で増加した。

■食品価格上昇が鈍化
CPI上昇率は2.9%と3カ月連続で低下した。基本物価指数は4カ月連続で横ばいだった。生産者物価指数(PPI)は10.1%と前月の10.2%から低下した。
通貨供給量はM2が5.4%増と前月の伸び率5.7%を下回った。前月比で伸び率が鈍化したのは2カ月連続。
短期金利は、中銀の政策金利引き上げを受け上昇した。
12月の対米ドル・バーツ相場は、平均1米ドル=39.22バーツと前月の40.34バーツを上回った。世界的な米ドル安の流れを受け上昇した。1月1〜26日の平均相場は38.79バーツだった。

NNA http://nna.asia.ne.jp.edgesuite.net/index.html

さて,ツナミ被害で大変なプーケットですが,お金と時間に余裕がある人は,是非タイの復興に力を.
たくさん遊びに行ってあげてください.

2005年01月29日 「中国正月に期待を寄せるプーゲットの観光事業者」

 昨年12月26日に津波に襲われたプーゲット県の観光協会は、津波襲撃の影響で95%だった前年に比べホテルの宿泊率が10%代に落ち込み、少なくとも100億バーツの損失が見込まれている事を明らかにした上で、来る中国正月期間中に宿泊率が30-40%にまで回復する見通しであることを明らかにした。
 観光協会筋によると、官民による広報活動により観光客の戻りが見られ、特に中国正月期間中はタイ人旅客を始め、オリエンタル・タイ航空が直行分をデイリーで飛ばしている香港方面や現在タイ政府観光庁が特別パッケージを組み呼び込みを強化しているシンガポールやマレーシアからの旅客増が見込まれる他、ドイツ国内の大手旅行代理店が既にチャーター便利用による観光パッケージの販売を開始しているという。
 一方、津波により甚大な被害を被ったパン・ンガー県タグワパー郡のカウォ・ラック地区の観光事業者の間では、内外に向け強力に復興したイメージを打ちだしているプーゲット県とは対照的に、依然観光客呼び戻しキャンペーンに及び腰なタイ政府観光庁側の対応に不満が募っているという。
 同地区の観光事業者によると、津波による被害が比較的少なかったホテルやレストラン、土産物店等が既に営業を再開しているにも関わらず、プーゲット県に比して当局側が殆ど観光客呼び戻しの為のPRを行っていないため依然閑古鳥が鳴いている状態で、一日も早い旅行者の信頼を再獲得するための内外に向けた広報活動が必要な状況だという。
 また、同県クラッブリー郡内では、漁業を営む住民の間から、津波による被害を被って以来当局側から一切の支援が提供されていないとして不満が募り始めており、政府は観光事業等の目に見える部分に重きを置くだけでなく、津波により生活の糧を失った弱者にも一日も早く自立生計をたてる機会を与えるために支援の手を差し伸べるべきであると訴えている。
 ある漁業関係者によると、幸い自宅は殆ど被害を受けなかったが、生計を営むために必要な船や漁に必要な道具類を全て波にさらわれ、全く仕事が出来ない状態が続いているが、これまでに提供された支援は外国から提供された2,500バーツのみで、タイ政府からは一切の支援が提供されていない状態が続いているという。
タイの地元新聞を読む http://homepage3.nifty.com/jean/Papers/