カンボジア、イスラム武装組織所属容疑で外国人3人を起訴
[プノンペン 28日 ロイター] カンボジアで身柄を拘束されていたイスラム教徒3人が、イスラム武装組織「ジェマー・イスラミア」のメンバーである容疑で起訴された。
裁判所関係者が明らかにした。起訴されたのは、27日夜に首都プノンペン北のイスラム教寺院(モスク)で逮捕されたエジプト国籍の男性1人、タイ国籍の男性2人の計3人。
ジェマー・イスラミアは東南アジアの武装組織で、アジアと西側の一部政府からは、ウサマ・ビンラディン氏との関連が指摘されている。
当局は逮捕以来、3人がビンラディン氏率いるアルカイダと関連している可能性について捜査を進めていた。
カンボジアではここ数週間、サウジアラビアとモロッコでの自爆事件を受け、来月18日に予定されているパウエル米国務長官訪問を控えて警備を強化していた。