スーダン、援助団体の活動妨害 報復はじまる
国際刑事裁判所によってバシル大統領への逮捕状が発付されましたが、予想通り支援団体への圧力がかかることとなりました。
退去勧告が出たということで、NGOなどの活動が阻害されるだけでなく、現地で活動している人たち、支援を受けている人たちの生命まで危険に晒されることになりそうです。
スーダン、援助団体の活動妨害 大統領の逮捕状に報復か
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030501000175.html
【ニューヨーク4日共同】国連報道官は4日、国際刑事裁判所によるスーダンのバシル大統領の逮捕状発付後に、スーダンで活動中の「6から10の国際援助団体について同国政府により免許取り消しや資産没収」などの活動妨害措置が取られたことを明らかにした。同国政府は逮捕状を「国内の不安定化を狙ったもの」と反発しており、報復の可能性もある。
国連の潘基文事務総長は「(スーダン西部ダルフール地方の紛争による)難民支援などに重大な影響が出る可能性がある」と非難した。
報道官によると、免許を没収されたのは国際的な非政府組織(NGO)オックスファムなど。4日、12のNGOがスーダン当局に呼び出され、少なくとも6つのNGOが同国内での活動免許を取り上げられ、資産没収のためのリスト作成を命じられたほか、活動拠点のスーダン北部からの速やかな退去を通告されたという。
【共同通信】
●http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009030502000098.html
だそうです。
キリスト教国でない、というのがポイントでしょうか。