【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 お見舞い2件

まずは,ミャンマーを襲ったサイクロンの被害で亡くなられた方のご冥福を祈ると共に,被災者の皆様にお見舞い申し上げます.


推定死者10万人以上と云われている今回のサイクロン,国連をはじめとして世界各国から緊急人道支援の手が差し伸べられています.米国艦隊もいつでも出発できるようにシャム湾に集結しているそうです.しかし,ミャンマー軍事政権の対応は鈍く,しぶしぶ支援を受け入れることにはなったものの,支援を行う関係者の入国ビザの発給が遅れたりして,自国の被災者のことなどどうでもいいみたいな対応にみなさん苛立ちを感じておられることでしょう.
支援に訪れる各国の医療チーム,食料や必需品の供給部隊などに特殊部隊がトロイの木馬よろしく紛れ込んでいて,隙を見て軍事政権を打倒するとでも思っているのでしょうか.
まさかと思いますが,それが軍人の思考です.そういう訓練をされています.軍事目的がなんであれ,そのために統制を乱すあらゆる状況をシミュレーションし,その状況をコントロールすることが第一義です.軍事目的と政治目的とが同義の国家においては異物の混入を嫌うこのような態度は当然だともいえます.ミャンマーでは軍事目的や政治目的を司る主権(国民)不在の状態が続いているため,国民の生活は軍事的支配を支えるための手段の一部として組み込まれてしまっています.日本でも有事に際しては,国民保護法によって軍事目的のために国民の権利が制限できるようになりましたが,軍事政権下では有事が常態なのです.っていうか,本来軍事とシビリアンコントロールは相容れないものなのです.
ですから,救援チームが無事入国できても,その活動には様々な制限が課せられることと思います.そんなことしているあいだに,食糧不足や伝染病等をはじめ二次被害はどんどん拡大していくことでしょう.そこへ内外におけるミャンマー軍事政権に対する抗議行動や批判が大きくなれば,事態はますます暗澹としたものになる可能性があります.しかもその方向性はミャンマー軍事政権に委ねられています.願わくば指導者が,国民の生命と財産と健康を第一義に決断を下す人であってほしいものです.


さて,茨城,栃木で大きな地震がありましたが,関東方面のお住まいの皆様,お怪我はありませんでしたか?
阪神淡路大震災の時は,私も大阪で震度5を経験し,倒れたコンピュータラックの下敷きになったカメラが破損しました.幸い金魚鉢と家族は無事でした.これまた幸いなことに近くに原発がなかったので放射能漏れが起こるというような事態は免れることが出来ました.
今回は残念なことに,福島第一原発放射能漏れがあり,関係者は微量で問題ないようなことを云っていますが,いくら安全だ安全だと言われても偽装や計算ミスが相次ぐ日本の原発関係者の言葉を今更誰が信じることが出来ましょうか.しかも,震度5ではなにをかいわんや,です.
来週,関東方面出張を予定しているので,今からオシッコちびっています.
余震が続いているそうなので,皆さんもお気を付けください.

ではでは.ごきげんやう.


おもろかった↓
d(゜ー゜*)!d(゜ー゜*)!


おもんないわい↓
( #` ¬´#) ノ!