【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 笑いの電動,いや,殿堂911!です.

少なくとも「自作自演」というのは,単なる空想や絵空事ではなく,現実の戦略プランとして存在していると云うことなんですね.

メルボルン・ラリー報告〜9・11のお手本?〜誤訳だらけのトンデモ・サイト

千早@オーストラリアです。
BCCで同時送信しています。
<全文転送・転載大歓迎>
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メルボルン・ラリー報告〜9・11のお手本?〜トンデモ・サイト

<2006年3月17日"TROOPS OUT OF IRAQ"ラリー>

不当で違法なイラク侵略開始から、早や3年が経ちました。不当な占領はいまだに続いていますが、それに対抗して世界各地で反戦・反イラク占領ラリーが行われたことと思います。こちらメルボルンでは17日の金曜日に"Stop the War Coalition, Melbourne"(戦争を止めよう連合・メルボルン)の主催で夕方5:30から開かれました。

体調が低調なので今回はさしたる準備もしておらず、当日になってから慌てて"Loose Change"や"911 In Plane Site"と劣化ウラン関連情報などをCD-ROMに10枚ほどコピーして持参しました。

ラッキーなことに、集合場所に結構近い処に車を停められ、パーキング・メーターに入れる小銭も足りない分は8歳の娘が気前よく出してくれたので(^_^;)、プラカードやレインボーPACE旗を持っていざ! めぼしいスピーカーもいず、顔見知りのお姉さんがずっとマイクを握っている感じだったので、直前でも連絡して一言いわせてもらえばよかったなぁ、と。

持参したCDはあっという間に配り終わってしまい(もっと前からたくさん作っていけばよかった!)、あとは参加者のみならず通りすがりの通行人相手にも9・11の話をしまくっておりました。数十人と話しましたが、全体の印象としてこれまで以上に極めて「抵抗なく耳を傾ける」乃至は「こういう話が聞きたかったんだ!」とでも言いそうなほど興味深げに聞く人が大半だったので、これは嬉しい驚きでした。みんな権力者たちの嘘に呆れ果て、根本、大元の超・醜い嘘を直視する勇気を持ったのでしょう。加えて、ネットで見られる9・11関連情報は基本的に英語だから、日本人に比べて「スンナリわかる」(それだけ目にしている)という可能性があるかもしれません。


去年"911 In Plane Site"の上映会をしたとき使ったプラカード――ペンタゴンにアメリカンの飛行機が衝突するモンタージュ画像の上に"Must Watch Documentary!"(必見のドキュメンタリー)、下には上映会の日時場所など書いてあったものを"Loose Change"や"Scholars for 911 Truth"(9/11の真実を求める学者たち)情報に書き換えて首に提げていたのも、実に多大な効果がありました。

写真が入っていると、目につきやすい。そして上部の"Must Watch..."(必見)という文字にひかれて私と視線が合い、話が始まるというケースが多かったです。(^_^;)

中の数人とは本当に喋り足りない位でメルアド交換もしてきましたが、スティーヴという男性は「こないだTVでやってたロンドン爆破事件のドキュメンタリー、観た? あの主犯と言われた男性の(犯行声明的)ビデオ、あれってアテレコだったんだって!」という話をしてくれたし(@_@;)、ニュージーランド出身というクリスは「『無知は至福(Iignorance is bliss)』って言うけど、無知は無知さ。知らなきゃなんにも始まらないよ」と。また全然見知らぬ若いカップルが、去年の広島&長崎デー・ラリーでの私の「スピーチと歌がとてもよかった!」と言って話しかけてきてくれて、色々と勇気付けられた一日でした。

こうして他人相手に母親が真剣に喋っている横で、“あはれ”娘は徐々に疲れも出、お腹もすき、寒くなってきたこともあって泣き出してしまい、多少の罪悪感にかられた母親は、この20kgは超えたと思しき娘を少しばかり抱っこして歩いてしまったため、首肩腰&足首痛(?)がひどくて、ここ数日参っておりましたとさ。しかし、ラリーのあいだ振り回しまくっていたPACE旗が「素晴らしい!」と言って話しかけてきた大学の自治会にいるというお姉さんもいたし、彼女とはうまく行けば、今日本に行っているルレン・モレたちの講演会をメルボルンで開催する際の、いい相棒になりそうです。

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<9・11のお手本? - "Operation Northwoods">
再三勝手に宣伝している9・11のドキュメンタリー"Loose Change"ですが、この冒頭に出てくる話がこれまたぶっ飛びます。ライマン・ルイス・レムニッツァー統合参謀本部議長が1962年3月13日、国防長官ロバート・マクナマラに提出した「ノースウッズ作戦」と呼ばれた作戦の話ですが、これはなんと、レムニッツァー自身を含む国防総省のお偉方が書き上げたものでした。

正式には「キューバにおけるアメリカの軍事介入正当化理由」と題されたこの文書は、その名の通り(?)“グアンタナモ湾周辺でテロリスト攻撃をでっち上げ、キューバへの軍事介入を正当化する作戦”の提案だったのです!!

ジョン・F・ケネディ暗殺記録再調査会によって1997年11月18日に公開されたその作戦は

・「キューバにラジオの地下(秘密の)放送局がある」という噂を立てる
・“友好的な”キューバ人(カストロ排除を望む、アメリカに亡命したキューバ人)
を米軍基地内に入れてテロ攻撃を演じさせる
・基地の門前で暴動を起こす
・基地内で弾薬を爆発させ、火事を起こす
・基地内の戦闘機や艦船の行動を妨害する
・米軍の船を沈ませ、葬式を偽装する
(この案は元々「軍人を乗せたまま沈める」という案だった。
つまり自軍の兵士を見殺しにする予定だったのです)
・マイアミとワシントンD.C.で「テロがあるぞ!」と騒ぐ

そして、

・実際は政府職員が乗っているが、それを「休暇旅行中の大学生が乗った民間飛行機」と称して飛ばし、フロリダの南で無人飛行機(drone aircraft)とすり替え、無人の方をキューバ上空でリモコンを使って爆破させる。爆破直前に「緊急事態発生(mayday)」の信号を出させてから
といった内容でした。
すべて米軍がでっち上げ、それを皆「キューバ軍がやった」と主張してキューバに罪をなすりつける作戦だったのです。

原文はここで読めます。↓
http://www.gwu.edu/~nsarchiv/news/20010430/doc1.pdf

幸いなことにマクナマラ長官はこれを拒絶、ケネディ大統領はレムニッツァーを統合参謀本部議長職から解任しました。"Loose Change"ではそこまでを教えてくれていますが、付け加えると、これがのちのケネディ暗殺の一要因だった――つまり、こうした“せっかくの”提案を蹴り、同年後半に起きたキューバ危機にも冷静に対処したケネディが「いつも戦争していたい」陰の権力者たちから見て“好ましくない大統領だった”と判定され、暗殺されたという次第です。

いずれにせよ1962年にこうした提案が出されたということは、当時、国防総省のトップたちが「この作戦は遂行可能だ」と信じていたということです。それから40年近く経ったアメリカで似たような作戦が決行されたとしても、なんの不思議もありませんね。

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<人々を誤誘導するトンデモ・サイト>

友人が教えてくれた「ケムトレイル(chemtrail)」という、これまたとんでもない話があるのですが、それはまた次回に譲るとして。とあるサイトで「ケムトレイル」を見ていたら、その同じサイトでスタンレー・ヒルトン弁護士のことが言及されていました。随分ひさしぶりにその名を見たので、日本でどれほど彼のことが知られていたかちょっと検索したら、以前英語で読んだ彼のインタビュー記事を載せたサイト(日本語)をみつけました。

懐かしさでちょっと見ていたんですが、それが本当にトンデモの誤訳だらけで「英語ではわからない、或いは英語は読むのは面倒だから」と、和文しか見ない日本人を“誤誘導しまくり”請け合いサイトでした。全部提示しませんが、上の話と関連がある(9・11)あたりを紹介しておきます。

2004年12月9日判決前に行われたウェッブサイト管理人 Abel Ashesとのインターヴュー
分からないところ分かりにくいところはそのままにしてあります。 適切な言葉・訳を教えていただけたら幸いです。
http://www.geocities.jp/dochitebouya_usa/verification006.html

と銘打って原文と和文を並べてあるのですが、スタンレーが「21人」と言っているのが「2人」になっているのをはじめ(!)誤字(変換ミス?)も多いけれど、殊に気になった最後のあたりを説明します。

(引用開始)
A prime example is an article you had written after viewing video “In Plane Site”, which has subsequently been removed from our website. That article was called "Bush’s Twilight Zone". What do you currently think of the "plane substitution theories?

もっとも重要な例としては貴方がヴィデオ “In Plane Site”視聴語に書いた記事です。その映像はすぐに私たちのウェッブサイトから外しました。その記事は"Bush’s Twilight Zone"と呼ばれています。平面てきなすり替え論について今はどうお考えですか。
(引用終わり)

●↑これはひどい誤訳ですね。
“意図的な誤訳”→“意訳”とも言えるかもしれませんが。(爆) 

an article you had written after viewing video “In Plane Site”, which has subsequently been removed from our website.

↑この部分、正しくは

>あなた(スタンレー・ヒルトン)が"911 In Plane Site"を観たあとに書いた記事で、それはすぐに私たちのウェブサイトから削除されたものだ

と書いてあります。
「その映像は」などとはどこにも書いてありません。

日本語でも、ちょっと考えればおかしいと思うでしょう。だってこの エイベル・アッシュズ(Abel Ashes)はこうして長文のインタビューをするほどスタンレー・ヒルトンの意見を貴重なものだと思っていた人間なはずです。でも、そのスタンレーの書いた記事を「私たちのウェッブサイトから外しました」と言ったら、それはエイベル自身が削除したことになる。

BUSH'S TWILIGHT ZONE
WHICH PLANES REALLY STRUCK THE WTC AND PENTAGON ON 911?
by Stanley G. Hilton, Esq.

という、その記事をLets Roll! 911サイトでみつけましたが、その最後には

  • Statement of Stanley G. Hilton, Esq. September 2004
  • Edited by Abel Ashes

Abel Ashes編集」と書いてありましたよ。
自分で編集した記事を自分のサイトに自分で載せて、自分で削除??(^_^;)

メルボルンIndy Mediaサイトでも、これまでに私や他の人間が9・11の真実について記事を書くと、何故かすぐに削除されたりしてきました。Indy Mediaに関わっている友人に尋ねた処、「そういう記事は誰か(ハッカー)が勝手に削除するんだ」と言われましたよ。関係者にスパイがいる可能性もあるでしょうが、ここでエイベルが言っているのはそういうことです。つまり「みんなに知らせようとして、スタンレーが書いた記事を自分のサイトに載せたのに、誰か他の人間によって削除されてしまった」と言っているのです。また、

What do you currently think of the "plane substitution theories?

の"plane"は「平面的な」ではありません。
#どうやったら、そう読めるの??(^O^;)゛

>飛行機をすり替えたという説については、現在どうお考えですか?

です。
次、

(引用開始)
" THE DVD WAS COMPELLING BUT I DO NOT KNOW HOW ACCURATE THE SLO-MO FOOTAGE WAS. IT COULD HAVE BEEN DOCTORED. I HAVE NOT BEEN ABLE TO ESTABLISH ITS AUTHENTICITY,

ヴィデオには無理がありました。しかし、わたしは元の映像がどれくらいのものなのか知りません。.手が加えられているかもしれません.私には権威のお墨付きを与えることはできません。
(引用終わり)

●↑ここもノッケから誤訳ですね。
皆さんも確認できるようにネット辞書で"compelling"を見てください。

compelling
【形-1】 強制的{きょうせいてき}な、従わざるを得ない、抵抗し難い、抑えきれない、やむにやまれない、やむを得ない、切実{せつじつ}な・ Students are not allowed to take a leave of absence for more than a semester unless there is a compelling reason. よほどの理由がない限り、学生は一学期以上休学することを許されていない。
【形-2】 説得力{せっとくりょく}のある、人を動かさずにはおかない、人の心をつかんで離さない、人を引き付ける、感動的{かんどうてき}な◆【同】very intriguing

http://www2.alc.co.jp/ejr/index.php?word_in=COMPELLING&word_in2=%82%A9%82%AB%82%AD%82%AF%82%B1&word_in3=PVawEWi72JXCKoa0Je


↑これのどこに「無理がありました」と訳せる意味が載っていますか? その下にも


compelling argument
いやとは言いにくい話
compelling evidence
有力{ゆうりょく}な証拠{しょうこ}

という風に使われます。つまりここは

>このDVD(ドキュメンタリー)には説得力がありました

です。
その先も含め、以下の訳は

THE DVD WAS COMPELLING BUT I DO NOT KNOW HOW ACCURATE THE SLO-MO FOOTAGE WAS. IT COULD HAVE BEEN DOCTORED. I HAVE NOT BEEN ABLE TO ESTABLISH ITS AUTHENTICITY,

このDVDには説得力がありましたが、スローモーション部分がどれほど正確なものか、私にはわかりません。改竄されたかもしれません。私はまだその信憑性を確立するまでに至っていません。

ですね。
「スローモーション」を「元の映像」と訳したこのDochitebouya_usaとは一体どんな人でしょう?(^_^;) どなたかご存知でしたら、タイトルにある断り書き通り、是非これら全部を教えてあげて、数々のトンデモ訳を即刻直してもらってください。

(引用開始)
BUT THE FLASH GOING OFF MOMENTS BEFORE IMPACT SEEMS GENUINE. AS FOR THE "PODS," THAT MAY HAVE BEEN AN OPTICAL ILLUSION OR THE RESULT OF DOCTORING. THE JURY IS OUT ON THAT ONE. I WOULD HAVE TO KNOW SOURCES OF THE FOOTAGE.

しかし、衝突前に消えた閃光は本物のようにも見えます。PODSのために起きた視覚の現象あるいは、手を加えた結果かもしれません。 答えはわたしたちには分かりません。この映像元の確認をしなくてはなりません。
(引用終わり)

●↑また出だしですが、ちょっと微妙です。
「衝突前に消えた閃光は本物のようにも見えます」と訳していますが......、と書いてまた大笑いしてしまいました。(^O^;)゛ だってこの人"go off"を「消えた」と訳しているでしょう。"go off"は、例えば「(目覚まし時計が)鳴る」という風に使われる熟語なので、ここでは「閃光は消えた」のではなく、「閃光が走った」という意味です。「衝突前に消えた閃光」だったのなら、相当長いこと「閃光がつきっぱなしだった」んでしょうか?アッハッハ!

まさしく誤訳のオンパレードですが、その微妙な部分とはこの「本物のようにも」の最後の「も」です。この「も」を入れることによって「本物のようにもニセモノのようにも」というニュアンスをこの訳者は勝手に付け加えました。でもStanleyの言葉はそうではありません。

BUT THE FLASH GOING OFF MOMENTS BEFORE IMPACT SEEMS GENUINE.
しかし、衝突直前に見える閃光は本物のように見えます。

どうです?
印象が違うでしょう。
OPTICAL ILLUSION →「視覚の現象」など、他の誤訳の訂正も含め、直します。

BUT THE FLASH GOING OFF MOMENTS BEFORE IMPACT SEEMS GENUINE. AS FOR THE "PODS," THAT MAY HAVE BEEN AN OPTICAL ILLUSION OR THE RESULT OF DOCTORING. THE JURY IS OUT ON THAT ONE. I WOULD HAVE TO KNOW SOURCES OF THE FOOTAGE.

しかし、衝突直前に見える閃光は本物のように見えます。ポッド(「機体の下部についている」とデイヴが主張している円筒形の物体)については視覚的な錯覚かもしれないし、改竄によるものかもしれません。まだ結論は出ていません。まず映像の出所を知る必要がありますね。
(以上)

尚この閃光については、劣化ウランのウィッスル・ブローワー、ダグ・ロッキーが「劣化ウラン弾爆発直前に見える閃光と同じだ」と明言していますし、このポッドに関しては100年の歴史があるスペインの新聞 La Vanguardiaの記者が調査をし、「陰などではないという結果が出た」とデイヴのサイトに書いてありましたね。

先日私が訳した

TUP速報591号 
9/11の公式発表は「でっち上げだ」とエキスパートが主張 060312
http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/640

に対抗して書かれたというサイトにも、
スプリンクラー”は“鉄骨を冷やすため”のもの
とか書いてあったそうで、いやはや。(^O^;)゛

対抗するなら、同訳稿後半に箇条書きされた疑問をすべて“真面目に”解明して戴きたいものです。

とにかく、大いに笑わせて戴きました。

ぎゃははははははは
青い地球は虚構なんだわ,やっぱり.わ - 【ねこまたぎ通信】
http://espio.air-nifty.com/espio/2004/09/40.html

http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/muck_raker.html