【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

現職“ハッカー検事”が匿名でWinny弁護団を挑発 ぎゃははは

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■“ハッカー検事”が匿名でny弁護団を挑発 Vol.303 08/22/04
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1.現職検事の突飛な行動
 近頃マスコミ的にはやや話題不足の感もあったWinny著作権法違反幇助事件

 http://homepage3.nifty.com/argus/nekosan.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/bdan.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/bchin1.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/bchin2.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/bchin3.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/bchin4.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/bchin5.gif
 http://homepage3.nifty.com/argus/bchin6.gif

であるが、9月1日の初公判を目前に、とんでもない人物が「nyシーン(nyはWinnyの略)」に紛れ込んでいたことが発覚した。
 その闖入者とは、以前当メルマガでも取り上げた大橋充直検事。
 http://www.emaga.com/bn/?2004060073141743009653.xp010617
 http://www.interop.jp/img/0502_4-8.jpg

 「ハッカ飴P」などと名乗って検事の正体を隠し、壇俊光弁護士(北尻総合法律事務所)のBlog上

 http://danblog.cocolog-nifty.com/

ほか多数の掲示板等で、Winny弁護団に論戦を挑んでいたのである。

 http://danblog.cocolog-nifty.com/index/2004/08/post_3.html
 http://sheepman.parfait.ne.jp/wiki/Winny%A4%C8%A5%D7%A5%E9%A5%A4%A5%D0%A5%B7%A1%BC
 http://www.google.co.jp/search?q=cache:wYihRLvn1CIJ:d.hatena.ne.jp/sarasa/20040812+HakkaAmeP++%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC&hl=ja
 http://www.google.co.jp/search?q=cache:fs26GjxUUyYJ:d.hatena.ne.jp/sarasa/20040813+HakkaAmeP++%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%8B%E3%83%BC&hl=ja

 たしかに大橋検事はWinny事件の担当ではないにしても、ハイテク犯罪専門の“ハッカー検事”。
 現職検事が係争中の事件について、法廷外で弁護人を挑発するなど前代未聞ではないか。
 しかも大橋検事は身分を明かしていなかったわけだから、弁護団を攻撃し、公判を撹乱する目的を持っていたと受け取られても仕方がない。あるいは弁護団の動向や反応を探る情報収集工作の一つだとも疑われる。
 実際、壇弁護士は当初、「ハッカ飴P」の身分に気づかなかったというのだ。
 法務・検察は、大橋検事が言う「文系社会」で、総じて超ローテク組織だから、おそらくこのメルマガを読んで初めて事態を察知したことだろう。関係職員の皆さんは是非ここに掲げる根拠資料を精査してほしい(その他、「ハッカ飴P」等でgoogle検索して全記述をチェックしたほうがいいだろう)。
 いかに面の皮の厚い検察庁といえども、処分は間違いなしの“珍”事件なのだ。

2.発覚の経緯
 問題の「ハッカ飴P」の正体に気づいたのは崎山伸夫氏だ。

 http://blog.sakichan.org/ja/index.php

 崎山氏が最初に注目したのは

 http://d.hatena.ne.jp/hideakii/20040624#1088075977
 http://www.yk.rim.or.jp/~shikap/dmaker/dviewer.cgi?200406241513
 http://d.hatena.ne.jp/wakatono/20040626

などの書き込みだった。
 さらに大橋氏が講演した事実や

 http://www.interop.jp/voice/report_4-1.html

その後に「サイン」したエピソード

 http://d.hatena.ne.jp/wakatono/20040703

が合致することから、「ハッカ飴P=大橋検事」であることを確信。その動向をずっと観察していたのだという。
 試みに、「ハッカ飴P」「大橋」でgoogle検索すると、次のとおり同氏の著書『ハイテク犯罪捜査入門』の続編まで予告されている。

 http://www.google.co.jp/search?q=cache:ls65oLnLg3MJ:susan.air-nifty.com/homedry/2004/05/post_5.html+%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AB%E9%A3%B4%EF%BC%B0%E3%80%80%E5%A4%A7%E6%A9%8B&hl=ja 

 極めつけは、次の書き込み。

 http://www.google.co.jp/search?q=cache:pPv0X2QmtIQJ:d.hatena.ne.jp/HakkaAmeP/20040816+%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AB%E9%A3%B4%EF%BC%B0+%E5%B4%8E%E5%B1%B1&hl=ja

 崎山氏の指摘を受けて、壇弁護士に謝罪までしているのだ。
 さすがにヤバイと思ったのか、「大橋P」(PはProsecutorの意)のBlog
 
 http://d.hatena.ne.jp/HakkaAmeP/
 http://www.google.co.jp/search?q=cache:8Nyx9a05V24J:d.hatena.ne.jp/HakkaAmeP/+%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AB%E9%A3%B4%EF%BC%B0&hl=ja

は22日付けで削除されている。



<参考>「ハッカ飴P」こと大橋PのBlogから 2004-08-16-Mon 無知の知と反省の日 壇先生にご迷惑をかけたことを陳謝します。
 小生の至らなさにより,壇先生にご不快な思いをおかけしてしまい,先生の大事なブログを混乱させてご迷惑までおかけしてしまったことを陳謝します。こちらの配慮の足りなさから,先生が疑心暗鬼になられたのも,もっともであり,これは一重にハッカ飴Pの不徳の致すところです。壇先生に陳謝致します。
 いくらハッカ飴Pが私的な立場で元プログラマの雑感としてコメントしても,小生の本業が本業なだけに,壇先生が疑心暗鬼になられて嫌悪の情を持つのも当然であり,この点に思いを致さず気軽にコメントをしてしまった小生の己の至らなさに遅まきながら気付いた次第でございます。この点をご指摘・ご指導いただいた崎山伸夫様にお礼を申し上げるとともに,あらためて壇先生に陳謝致します。
 おって,壇先生に対しては,直接メイル等であらためて陳謝させていただきます。
 取り急ぎ,お詫びの気持ちを表して陳謝させていただきます。



3.著作権法違反
 さて、大橋Pの『ハイテク犯罪捜査入門』をめぐっては、まさしく「著作権法違反」の疑いまで指摘されている。

 http://blog.sakichan.org/ja/index.php/2004/08/22/p90

 先に筆者は、同書と巻末の「著者紹介」に触れて、「本文も検事らしからぬ文体で綴られている」と記した。
 この際、もう少しハッキリ言っておこう。大橋Pは「おっちょこちょい」だと思うのである。
 「おっちょこちょい」なのは愛すべきキャラクターだし、しばしば創造性と結びついたりもする特質ではあるのだが、検事という「本業が本業なだけに」、「おっちょこちょい」ではやはり困るだろう。
 意外に深刻なこの問題。「捜査入門」続編の発刊はもちろん、大橋Pの将来も危ぶまれるところである。 
 


<参考>「著者紹介」(『ハイテク犯罪捜査入門』奥付)
大橋充直(おおはし みつなお) 横浜地方検察庁検察官検事
 昭和33年12月、横浜市で出生。いて座のAB型。
 機械屋の父の血を引き、小学6年生でミニコンとフォートラン、中学でマイコンマシン語、高校でコボルに遭遇するが、法曹を目指して都内の某私大法学部に潜入し、司法試験受験生の身でマイコン販売店に勤務し、同校を7年生で卒業するが、幸い「在学中」は合格せず、MS−DOSの書籍とアマチュア無線に耽溺する日々を過ごす。
 昭和61年10月、司法試験にやっと合格し(41期)、修習地名古屋でPC−9801VM21を手にいれ、新妻も顧みず、パソコンを相手にマクロ・プログラムで無為徒食の日々を送る。この間、検察修習中に先輩検事を差し置いてワープロ調書第1号を提出し、民裁修習中に書式と1ミリも異ならないワープロ判決書を提出した。
 平成元年4月、パソコン2台を抱えて検事に任官したが、毎晩ビールに誘惑されたと称してC言語の学習をさぼるものの、ハッキング・テクニックの習得とウイルスプログラムの作成に執念を燃やした。平成8年10月、インターネット環境が整うと、ネットワークにのめり込み、毎月の電話代が2万円前後となるも、ハイテク犯罪知識を加速度的に収集する。
 平成11年10月、ハイテク犯罪に関する質問や協力依頼が来るようになり、平成12年6月から、警察大学や東京高検を皮切りにハイテク犯罪の外部講師を務めるようになる。平成14年4月、法総研研究官となり、犯罪白書の執筆のかたわら、ハイテク犯罪の研究と『捜査研究』や『研修』等の連載執筆に活躍し、米国出張では司法省とペンタゴンへ合法的に侵入する。平成15年4月、検察庁の現場に復帰して、公判実務に忙殺される中、ラスベガスでデフコン11の調査を行うなど、依然として「ハッカー検事」の称号を手放さず、現在に至る。 



<参考>関係リンク
 http://www.google.co.jp/search?q=cache:Qudts7nJnLIJ:pc5.2ch.net/test/read.cgi/sec/1052356418/585+HakkaAmeP&hl=ja
 http://www.google.co.jp/search?q=cache:YWTwzviZD38J:tmp4.2ch.net/test/read.cgi/download/1088007810/l50+HakkaAmeP&hl=ja



<付記>痴漢裁判
 元特捜検事の痴漢裁判であるが、

 http://www.emaga.com/bn/?2004070087430864003879.xp010617

なんでも次回9月30日は進行協議で、11月17日午前10時30分から「所在尋問」を行うのだという。
 痴漢の被害者宅で証人尋問が行われるらしく、当然非公開。
 敵もさるもの、筆者のレポートを阻止すべく、いろいろ作戦を練っているようだ。



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