【ねこまたぎ通信】

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俺も怒っている

自衛隊派遣に「怒っている」 大江健三郎氏が仏紙で論陣

 フランスの有力紙リベラシオンは1日、ノーベル文学賞を受けた作家大江健三郎氏の「私は怒っている」と題する論文を、1ページ全面をつかって掲載した。大江氏は自衛隊イラク派遣を「日本がテロの標的とされる危険が深刻になる」と批判。米国から距離を置くべきだと主張している。

 リベラシオン編集局によると、同紙側が意見を求めた。

 大江氏は「小泉首相は兵士を派遣することがテロとの戦いだと思っているが、それは米国が取り組むべきこと。イラクへは純粋な人道的援助を提供するにとどめるべきだ」と論じている。

 また、「派遣は開戦当初から決まっていた。小泉首相がブッシュ米大統領に無条件に従うと決めたからだ。だから私は怒っている。戦後半世紀あまりの中でも、日本がこれほど米国追従の姿勢を示したことはない」と指摘した。 (12/01 23:57)