2003-12-02から1日間の記事一覧
政府は2日、イラクの治安について「主要な戦闘は終結したものの、戦闘が完全に終結したとは認められない」などとする答弁書を閣議決定した。民主党の長妻昭衆院議員の質問主意書への回答。 政府はこれまで、自爆テロなどがあっても「組織的、計画的でなけれ…
【東京2日=河合敦】日本人外交官二人の殺害事件は、まだ多くのなぞが残されている。犯人は、旧フセイン勢力、アルカイダなど国際テロ組織などが取りざたされているが、もうひとつ疑うべきは米軍による誤射の可能性だ。共同通信がティクリットから報じた内…
【サンアントニオ(米テキサス州)1日=西木野大介】イラク中部のサマラで11月30日、54人のイラク人が死亡、米兵5人が負傷したとされる事件で、全米公共ラジオ(NPR)は1日「米軍は市場で無差別に発砲した」との住民の証言を報じた。事件はゲリ…
イラクでの日本人外交官殺害事件は、テロとの見方が強まっている。前後して、韓国民間人やスペイン情報機関員も相次ぎ犠牲となった。共通するのは、警備が薄い状況下で狙い撃ちにされていることだ。行動が読みとられていたともみられる。フセイン時代のイラ…
自衛隊派遣に「怒っている」 大江健三郎氏が仏紙で論陣 フランスの有力紙リベラシオンは1日、ノーベル文学賞を受けた作家大江健三郎氏の「私は怒っている」と題する論文を、1ページ全面をつかって掲載した。大江氏は自衛隊のイラク派遣を「日本がテロの標…
民兵組織「サダム殉教者軍団」と見られる武装勢力によるサーマッラでの戦闘について、駐留米軍のキミット准将は1日のバグダッドでの記者会見で、武装勢力側の死者54人、負傷者22人とし、1人を拘束したと発表した。しかし、サーマッラの米軍当局はこれ…