【ねこまたぎ通信】

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世帯収入1万3700バーツ、年6%増 タイ

国家統計局(NSO)が2年ごとに実施している全国の家計調査によれば、2002年の世帯収入は月1万3,745バーツとなり、2000年に比べて1,600バーツ増加したことが明らかになった。支出も順調に伸びており、消費マインドも回復し始めていることが裏付けられた。

同家計調査は全国4万6,600世帯を対象に昨年1〜12月にかけて行われ、年間の収入・支出を算出した。昨年の1世帯(平均人数3.5人)平均収入は月1万3,745バーツ。2000年の1万2,150バーツに比べて13.1%にあたる1,595バーツ増加した。年間6.4%増加した計算になる。

地域別では首都圏(バンコク都、ノンタブリ県、パトゥムタニ県、サムットプラカン県)2万8,239バーツ、中部1万4,176バーツ、北部9,530バーツ、東北部9,279バーツ、南部1万2,487バーツとなった。各地域とも年率4〜6%前後収入が増加した中、東北部は9.3%増と大きく伸びた。

収入内訳を全国平均でみると、賃金・月給が全体の42%、農業以外の事業による収入が19.1%、農業収入が10.5%。首都圏では賃金・月給の比率が55%となる。

■消費は年1割増

一方、各家庭の消費動向を示す支出の全国平均は月1万897バーツで、これも2000年の9,848バーツに比べて約1,000バーツ伸びた。

地域別では首都圏2万1,087バーツ、中部1万1,227バーツ、北部7,747バーツ、東北部7,573バーツ、南部1万701バーツとなった。

負債額も全国平均で年率1割増の8万2,485バーツ。北部で年率1.2%増の5万7,535バーツだったが、南部では18.6%増加して7万6,124バーツになるなど地域ごとにばらつきがあった。バンコクは15万7,730バーツ(年率11.7%増)、中部7万6,278バーツ(同4.7%増)、東北部6万6,034バーツ(同12.2%増)。