【ねこまたぎ通信】

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 「金属の嵐」誰か翻訳してくれ.

トルコで「わが闘争」が売れているわけは……

http://www.excite.co.jp/News/odd/00081112100705.html
[ 2005年03月29日 21時51分 ]

[トルコ・アンカラ 28日 ロイター] トルコでヒトラー反ユダヤ主義の著作「わが闘争」が好調に売れているが、政府は、このイスラム教国には人種差別主義者はいない、と主張した。
書店によると、トルコ語に翻訳された「わが闘争」はここ2ヶ月間ベストセラートップ10にランクイン。少数のユダヤ人コミュニティはこの現象に震え上がっている。
この現象にコメントを求められ、セミル・シセック政府広報補担当官は次のように語った。「特定の人種に属する人々に対する偏見を許容することはできません」
「わが国の文化に、そして歴史にそのような振る舞いは存在しない。今も存在しません……人は自分の人種を選択することはできないのです……トルコ社会のこの問題に関す考えは明瞭です。この国に人種差別はありません」
個人的に、政府関係者は、トルコは政府が人々が読む本を制限しない自由な社会だと語った。少なくとも「わが闘争」は新しい2種類のトルコ語ペーパーバックが販売されている。トルコでは伝統的に反ユダヤ主義は強くない。イスラム教だが、宗教に縛られない国で、近年、イスラエルと緊密な安全保障関係を築いている。
オスマントルコ帝国は、スペインでキリスト教異端審問(魔女狩り)が盛んだった時代、ヨーロッパから逃れてくるユダヤ人や他の少数民族に保護を与えた。
政治アナリストは、「わが闘争」が売れているのは、反ユダヤ主義ヒトラーの人格・思想を支持しているのではなく、急激に強まっている国家主義反米感情の反映だと分析している。多くのトルコ人は、延々と先送りされ、今年後半にまでずれ込んだEU加入交渉の準備で、自分たちがあまりに大きな譲歩を迫られるのでは、と懸念している。
米国が隣国イラクを占領していることに対しても、怒りが拡がっている。
トルコで、「わが闘争」より売れているナンバー1ベストセラーは「金属の嵐」。トルコに侵攻した米国に、トルコ人の英雄が首都ワシントンを核兵器で殲滅して祖国の復讐を果たすという物語だ。
[日本語訳:ラプター]