【ねこまたぎ通信】

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 正義と民主主義をもたらすはずの軍隊のやったこと Abu Graib刑務所収容者の供述 2004年6月1日 供述調書翻訳チーム 6

○○○の宣誓供述調書の翻訳 No.10

捕虜番号:○○○
2004年1月21 日午後2時30分

私の名前は上に述べたとおりです。私は、バグダッド地域から連れてこられ、2003年7月10日にアブグレイブ刑務所に入り、私はテントの収容場所に入れられ、その後建物に入れました。最初の日、彼らは私を暗い部屋に入れ、頭、胃、脚を殴り始めました。
彼らは私に手を挙げさせ、跪かせました。4時間その状態でした。そこへ尋問者が来て、彼らが私を殴っているのを見ていました。この部屋に私は5 日間、服もなく、裸でいました。それから、彼らは上の階にある別の房へ連れて行きました。2003年10月15日、彼らは軍隊をラク警察に交替させました。その後、彼らはあらゆる手段を使って私を罰しはじめました。最初の罰は、1号室へ連れて行かれ、手錠をされた手を7〜8 時間高いところにつながれました。そのために私の右手は裂け、切れたところから血が出て、化膿してしまいました。私は10月24、25、26日とこの状態に置かれました。その後、彼は私の頭に袋をかぶせ、そして勿論、この間私は裸で、寝させてはもらえませんでした。11月のある日、彼らは違った方法での罰を与え始めました。アメリカ人の憲兵が私の部屋にやって来て、頭から袋をかぶせ、手錠をして、廊下に連れ出しました。彼は私を殴り始めました。袋の下からの感覚ですが、彼のほかに5人、アメリカ人の警官がいたように思います。彼らの話している様子から、その中に2人の女性もいたようです。彼らの2人が私に袋をかぶせる前に私を殴りました。1人はメガネをかけていました。彼は名札の上にテープを貼っていたので、名前は読めませんでした。彼らが私に行なったことは、たとえば、私を犬のように座らせ、彼らは袋から紐を取り出して握っていました。そして、私に犬のまねをして吠えさせて、私を笑いました。その警官は日に焼けていました。彼は私の頭を壁に打ち付けました。彼がそうやった時、私の頭から袋が脱げました。そのうちの一人の警官はアラビア語で這うように言いました。そこで、私は腹ばいになって這いました。警官は私がはっていると私に唾を吐き、背中や頭や脚を打ちました。彼らの任務が終了する午前4時までそれは続きました。同様のことは以後も行なわれました。
それから、いつものように、6人がそろうまでの間、殴ったり、手錠したり、袋をかぶせたり犬のようにさせたり、這わせたりする前に、警官の1人が私の耳を殴ったのも覚えています。それからその内の1人は“シャヒーン”という名前のイラク語への翻訳者で、日焼けしており、口ひげをはやしていました。そして、その警官は腎臓をなぐりはじめました。彼らがぶった右耳から出血し、私は意識を失いました。すると、イラク人の通訳は私を引き起こし、“お前は眠れるぞ”と言いました。部屋に戻ると、再び意識が戻りました。私が意識を失っていたのは2分間ほどだったようです。その警官は私を部屋に引きずり込み、耳を洗い、医師を呼びました。イラク人の医師が来ましたが、彼は私を病院に連れて行けないと言い、廊下で手当てをしました。気がついたとき、6人のアメリカ人警官が目に入りました。
彼らが私の耳をぶつ2日ほど前、メガネをかけたアメリカ人の憲兵が私に赤い女性用の下着をかぶせ、部屋の中の窓に後ろ手で縛り付け、私が意識を失うまでそうさせていました。それから、1号室では、彼らは私に腹ばいになるようにいい、私の背中や脚の上にベッドから飛び降りました。外の2人は私に唾を吐き、私の名前を呼びながら手と足をつかんでいました。メガネをかけた男が疲れると、2人のアメリカ人兵士が私を外に連れ出し、私の手をドアにつないで腹ばいにさせました。ひとりの警官が私に放尿しながら笑いました。それから彼は私の手枷を外したので、私は体を洗った。そこへアメリカ人の兵士が部屋に戻ってきて、彼とその友人は、私に大声で横になるように言ったので、そのとおりにしました。すると、警官は私に袋をかぶせて、私の脚を開きました。彼は脚の間に膝を突いて座っていました。私はそれを袋の下の隙間から見ていました。彼らはそうさせたのです。私が見ているとその警官は自分のズボンを開きました。私は大声で叫び出すと、他の警官たちが私をぶち始め、首を踏みつけたので、声を出せなくなりました。彼らが去ると、メガネの男が別の人間と戻ってきて、私を部屋から連れ出すと暗い部屋に入れました。そして、ほうきで殴りはじめました。それから大きなスピーカーを部屋に設置して、ドアを閉めるとマイクで怒鳴り始めました。彼らは私が赤くなるまでうっ血した指を折り曲げて広げ、笑っていました。彼らは私を部屋に連れてくると、床に寝るよう合図しました。警官のひとりがいつも持ち歩いている棍棒を私の肛門に入れてきました。2センチほども入れられたように感じました。私が叫び出すと、彼は抜き取り、部屋の中の水で洗いました。そこにいた2人のアメリカ人の女性は、警官たちが私を殴り始めると、彼女達はスポンジでできたボールで私の性器を殴りはじめました。部屋で縛られている時、そのうちの白人で金髪の女性が私の性器を弄びました。この収容所の中で、私は、彼らが私に行なったの同じようなのやそれ以上の様々な罰を目にしました。こうした行為を私に行なっている間、彼らは写真をとっていました。

翻訳者 立会人
署 名 署 名
Johnson ISHO Abdelilah ALAZADI
訳者、分類?型 訳者、分類?型
タイタン株式会社 タイタン株式会社
所属
囚人インタビュー/尋問チーム
第10憲兵大隊
第3憲兵
アブグレイブ刑務所
公的使用に限定