バウル
懐かしい人を発見した。
途絶えつつあるベンガルの神秘の音楽:バウル
2009/03/06 Friday 17:17:14 JST
http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/2645/80/
バウル・サンギートとは基本的に、バウルと呼ばれるスピリチュアルな吟遊詩人のグループによって書かれ歌われる、バングラーの民謡である。その音楽は独特の素晴らしく神秘的な魅力を持っている。
バングラー・ミュージックは世界でもっともリッチな音楽のひとつである。バングラー・ミュージックの響き、知性、感受性と活力はユニークな音楽の形を作っている。バングラー・ミュージックはクラシックからポップス、ロック、フォークソングまで、あらゆるジャンルの音楽と組み合わせることができる。様々なバングラー・ミュージックのジャンルの中でも、バウル・コミュニティの民族音楽は特別な位置を占める。
バウルはかつてベンガル地方でもっともポピュラーで支持された音楽の形であったが、時代とともにこのユニークな音楽は世界の音楽シナリオ上で絶滅し始めている。この音楽では収入が得られないためである。ベンガルの神秘的な吟遊詩人グループはこの芸術を捨て別の職業を選んでいる。
バウル・サンギートとは基本的に、バウルというスピリチュアルな吟遊詩人のグループにてよって書かれ歌われるバングラー・ミュージックの民謡である。その音楽は独特の素晴らしく神秘的な魅力を持つ。それは高度に精神的な音楽で、献身と無私無欲の精神がその魂に伴う。
高度に哲学的で知的なバウルの音楽は、ベンガル地方の文化的資産である。音楽的に質が高いというだけでなく、地域社会の中での相互協力と友情について教えてくれる。
2005年にUNESCOより「人類の口承及び無形遺産の傑作」と宣言されたにもかかわらず、西ベンガル地方とバングラデシュ両方におけるバウル・コミュニティの嘆かわしい状況が、このユニークな芸術を世界から葬り去ろうとしている。
上のMAKI KAZUMI(数見真紀)さん、SATOSHI NAKAMURA(中村聡)くんとは、1990〜91年にかけてカルカッタ、プーリー、ニューデリーで一緒でした。
パラゴンホテルやサンタナロッジやパヤルホテルで一緒に過ごした楽しい思い出があります。ボンシャンカール。
二人とは同じ関西だったので帰国後も何度か会いました。インドにぞっこんだった真紀ちゃん&中村くんは、そのころから、バウルの修行を始めていました。一度ライブにも行ったことがあります。
その後は会う機会が無いのですが、是非成長した彼女たちの演奏を生で聴きたいものです。
●The Telegraph - Calcutta : At Leisure
●The Telegraph - Calcutta : Metro
●http://www.ilovekolkata.in/index.php/Music/Brahma-Spreading-the-sound.html