【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 確かに暴動が起きないのが不思議なくらい

日本国民は政治家に愚弄され続けていますね.
飢えてないからでしょうね.
でも先進国と呼ばれながらそんなレベルで踏み止まっているのが日本国の現状で,もう一歩進んで人生の意味とか,社会のあり方とか,自分に何が出来るかとか,問い直すとか出来ないのでしょう.
実は,社会のトップから底辺まで,歩みを一歩進めるのではなく,追いついたものを蹴落とすことで自分の位置を確保する,そんな刹那的拝金主義にどっぷりと浸かっているってことです.横並びの数を減らすことで,社会は自ずとピラミッド型に積み上げられていく.しかも,そのピラミッドの斜辺は日に日に二次曲線的に先端が先細りしていっている.
生存本能に基づく一次的な競争社会を脱して,次の階梯にどんな形の社会があり得るのか,そこんところを,この国の知識人たちはビジョンすら描くことが出来ない.
いつまでこんな幼稚なことが続くのでしょうか.

政局よりも政策を語れ 国民不在の中で不毛な議論が続いてはいまいか。

http://www.okinawatimes.co.jp/edi/20080612.html


参院本会議で福田康夫首相への問責決議案が、野党四党の賛成多数で可決された。過去にも首相の政治責任を問う決議案が提出されてきたが、いずれも与党多数で否決されている。現行憲法下では前代未聞だ。
衆議院の解散か、内閣総辞職を義務付けられている衆院内閣不信任決議とは異なり、法的な拘束力を持たない問責決議だが、二院制をとる国会の一方の院で、首相責任が問われたことの意味は小さくない。福田首相は重く受け止めるべきだろう。
ガソリン税暫定税率後期高齢者医療制度長寿医療制度)などをめぐる国政の混乱に対し国民の目は厳しい。衆院山口2区の補選に続いた沖縄県議選でも鬱積した有権者政治不信が結果に表れた。福田政治への「ノー」だ。参院で多数を占める野党がその「風」を背に、打って出た。
ただ、決議に至る経過や野党の戦略には釈然としない。
野党が決議理由の柱に据えた後期高齢者医療制度をめぐっては、廃止法案を参院で決議し、衆院に送付しているが、そこに老人医療費の改革策は示されていない。少子高齢化は着実に進む。財源を支えるため、不公平感がない具体的なシステム構築は不可避だ。
与野党はそのための突っ込んだ議論をしてきたのか。現行制度の不備を洗い出し、新しい制度への青写真を国民に指し示しているのか。小手先の修正では説得力がない。道路整備の在り方も同じだろう。
透けて見えてくるのは党利党略だ。次期衆院選をにらんだ政党間の駆け引きが如実に出ている。
野党で主導権を握る民主党内には、国家公務員制度改革基本法で与党と歩み寄ったことや、超党派議連が活発化していることへの警戒感があるという。与党との融和が党内結束を弱め、選挙で戦えないとの読みだ。
問責決議案の提出で党首討論も中止された。今国会で実現したのはたったの一回。政策に乖離があれば、それぞれの考えを国民に説明するべきで、絶好の機会を手放してしまうのは納得できない。決議を理由に審議拒否を重ねることが、国民の要望に合致しているのか疑問である。
一方の福田首相も歴史的な決議を無視する構えだ。与党側はきょう、衆院で内閣信任決議案を可決させるという。憲法で認められた議決を盾に、政権継続の正当性を国民にアピールする狙いがあるのだろう。
先の参院選に端を発した「ねじれ国会」の不透明さ、分かりにくさが浮き彫りになってきた。
衆院と参院の間で可決、否決、再議決が繰り返される課程で、重要法案は「政争の具」と化している。
数に頼るだけの政治では負の連鎖とでもいうべき事態は収まらない。何より国民にプラスはない。打開するには福田首相が総選挙で国民の審判を仰ぐことが近道であり、それが憲政の常道である。民意に真摯な政権運営が不可欠だ。

ここまで政局が立ちゆかないのであれば,「国民の皆様」に判断していただくのが最も良いかと思いますが……
まったくおまいら何様のつもりだ.