【ねこまたぎ通信】

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 感染症治療にネットワークの力を結集しよう

デング熱など感染症の治療薬開発に、PCの余力を貸して

2007年08月29日17時29分


デング熱西ナイル熱など感染症の治療薬開発に、あなたのパソコンの余力を貸して下さい――。米IBM、テキサス大などが中心となり、世界中のパソコンユーザーにそんな呼び掛けを始めた。
これらの病気の有効な治療法は見つかっておらず、年に千人単位の死者が出ている。原因ウイルスの増殖を妨げる新しい抗ウイルス薬になる分子を探すにも、膨大な計算が必要だ。
そこで、世界中のパソコンをインターネットで接続し、余った計算能力を活用して一つの巨大なコンピューターのように動かす「ワールド・コミュニティー・グリッド」(WCG)と呼ばれる仕組みを利用する。
世界で約32万人が参加しており、たんぱく質解析などの実績がある。今回は、薬になりそうな分子の候補を探し出すのにかかる時間が、5万分の1程度に短縮される可能性もあるという。
必要なソフトウエアは、WCGのサイトでダウンロードできる。
多数のパソコンを結んで大規模計算をするプロジェクトとしては、他に地球外生命探しも有名。


World Community Grid - Home

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