【ねこまたぎ通信】

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 多くのインド低所得者が外国製薬会社の人間モルモットに

多くのインド低所得者が外国製薬会社の人間モルモットに [AFP=時事]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1417577/detail?rd


 【バンガロール(インド)30日】新薬の開発コストを下げるためインドで臨床試験を行う外国製薬会社が増加している。業界関係者によると、新薬をつくるには10億ドル(約1130億円)以上かかることも珍しくないが、そのうち3分の2近くは臨床試験コストという。インドには安い報酬で人間モルモットに応じる低所得者がたくさんおり、インドで臨床試験を行えば、新薬開発コストを55%以上削減することが可能。

 またインドには英語に不自由せず、科学知識を持った熟練労働者がたくさんいる。他の国にはない、こうした利点に着目してインドに新薬試験拠点を設けた外国製薬会社は約50社に上っている。これら企業は本国で新薬の動物実験と、ボランティアを対象にした第1次の臨床試験を行ったあと、インドで第2次、第3次の臨床試験を実施する。

 米国のコンサルタント会社によれば、インドの臨床研究産業は2010年までに15億ドルの規模に発展する見込み。そのころには約30万人の人間モルモットが必要になるという。批判派は、心ない企業が疑問のある新薬の実験台にインドの膨大な非識字人口を利用する危険があると指摘している。〔AFP=時事〕

ディプロ2005-6 - L'Afrique, cobaye de Big Pharma