【ねこまたぎ通信】

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 イラク・レジスタンス・レポート

サマワ続報

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☆★サマワ: レジスタンスが日本軍基地を長時間砲撃
  イラクレジスタンス・レポート 7月8日付より
http://www.albasrah.net/en_articles_2005/0705/iraqiresistancereport_080705.htm
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◆長時間の日本軍基地攻撃はシーア派の敵意増大を反映
Hour-long Resistance bombardment of Japanese base reflects growing hostility of Iraq’s Shi‘ah to the US occupation
 8日午後2時30分、イラク南部の都市サマワにある日本占領軍の基地に対して、イラクレジスタンス勢力は強力なロケット弾と迫撃砲弾を見舞った。
 イスラム・メモのサマワ通信員は、レジスタンスの砲撃は1時間15分ほども続き、施設内にサイレンが鳴り響くなかで、濃い煙がたちのぼるとともに、日本占領軍の基地内ではいくつもの二次爆発が発生した。
 いわゆる「人道支援イラク日本合同司令部」で通訳として働く基地内の情報筋は、イスラム・メモに対して、この砲撃は日本占領兵にも死傷者を出したが、犠牲者のはっきりした数字を示すことができないと語った。
 「預言者ムハンマドの軍隊」を名乗る未知のレジスタンス・グループが声明を発表し、イスラム・メモ通信員もそのコピーを入手した。
 イスラム・メモの通信員は、日頃は親米派聖職者シスタニに従っているシーア派組織のメンバーが、この攻撃中にレジスタンス戦士の警護で重要な役割をはたしたと伝えた。また、日本占領軍基地への長時間におよぶ攻撃は、基地周辺に住むシーア派アラブの部族に大きな変化が現れていることを示している。これらの部族は、今回の質的にも大規模な攻撃において、レジスタンス戦士を警護し支援する姿勢をとったとみられている。
 イスラム・メモの通信員は、イラク南部のシーア派住民のあいだの雰囲気が、米国の占領に公然と敵意を示す方向へと大きく変化してきたことに注目した。シーア派の宗教指導者であるムクタダ・サドルおよびジャワド・アル・ハリシの支持者が米国の占領に反対してきたが、そこにシーア派の宗教権威であるアハマド・アルハサニ・アル・バグダーディも加わって、彼はシーア派教徒にアメリカ占領軍およびその協力者と戦うことを求めるファトワ(宗教令)を発した。
 バグダーディはそのファトワにおいて、シーア派も占領に反対して戦っているスンニ派住民と合流することを要請し、それは「神聖なる義務だ」と呼びかけた。バグダーディは、メッカの聖なるモスクで公然と母親と姦通する人物でさえ、イラクに侵略したアメリカ軍と戦うならば、コムとナジャフ(訳註:どちらもシーア派の聖地)に腰をおろして立ち上がらないシーア派の聖職者よりマシであり尊ばれるとさえ言い切った。
 こうした声明は、アメリカ占領軍への敵意を強める姿勢に転じつつあるイラクシーア派教徒に反映し、影響を与えている。

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☆★治安将校が認める、アンバル州の60%はレジスタンスが掌握
  イラクレジスタンス・レポート 7月9日付
http://www.albasrah.net/en_articles_2005/0705/iraqiresistancereport_090705.htm
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◆傀儡当局が認める: レジスタンスがアンバル州の60%掌握
Puppet official admits: Resistance controls 60 percent of al-Anbar Province.
 アンバル州の傀儡(かいらい)高級治安将校であるサダド・ドレイミ大佐は、9日の記者会見において、アンバル州の60%は米占領軍あるいはその手先の統治下には入っておらず、アンバル州のレジスタンス勢力が住民に対して法律を施行し、軍事的な統治も維持していることを認めた。
 ラマディでおこなわれたこの記者会見には他の報道陣とともにイスラム・メモの通信員も出席したが、ドレイミ大佐は同州でレジスタンスが支配している地域には、カイム、ヒート、ルトバ、ハシバ、そして州都ラマディの一部が含まれていると述べた。
 彼はアンバル州の他の部分は米軍の支配下にあるだろうと推測してみせたものの、その実情は、米占領軍および手先(傀儡勢力)とイラクレジスタンスのあいだで、「猫とネズミの追いかけっこ」が展開されているようなものであると認めた。ドレイミ大佐はまた、州内ではほぼ毎日のように、さまざまな場所で戦闘と攻撃が発生していることも認めた。


◆スンニ派人口を隠すため、食料配給カードの配布を遅らす
Puppet official discloses regime plans to delay issuance of ration cards to
conceal true number of Sunni Arabs in Iraq.
 2000年の通商省統計では、スンニの人口がシーア派よりも10%多かった。食糧配給カードの配布延期は、スンニ派人口の実数を隠すためだと計画省高官が匿名で語った。
 アンバル州の人口だけでも、ナジャフ、カルバラ、アマラのシーア派の各州を合わせた人口よりも多い。面積的にも、アンバル州は、ムサンナを除いたイラク南部全体よりも拾い。他にもスンニ派の多い州があり、またバスラ、ナシリヤ、アマラ、スク・アッ・シャフのようなイラク南部の諸都市は多数のスンニ派人口を擁している。


サマワ: 駐留継続する日本侵略者の基地に砲撃で返答
Resistance answers Japanese plans to remain in Iraq with a half-hour bombardment of Japanese invaders’ base
 イラクレジスタンス勢力は、イラク南部のサマワにある日本占領軍基地に対し、グラッドおよびカチューシャ・ミサイルで一斉攻撃し、攻撃は9日午後1時30分から2時まで30分近く続いた。
 ミサイルは基地内の各所に雨のように降り注ぎ、警戒サイレンが施設内に鳴りひびいた−−目撃者がイスラム・メモに話した。米軍ヘリとジェット戦闘機が基地上空を旋回し、攻撃するレジスタンス戦士を捜索した。
 イスラム・メモ通信員はレジスタンスの攻撃による日本軍の犠牲者情報を得ることができなかった。基地周辺に米軍、日本軍および傀儡軍による厳しい警戒網が張られたことによる。
 メッカ時間の9日午後4時40分にサマワから届いたイスラム・メモの報告では、日本占領軍はイラク傀儡政府の建設局のもとで仕事をする企業を雇い、さらなるレジスタンスの砲撃に備えて、新しい待避壕と塹壕を掘ることにした。
 日本基地内にいる匿名のイラク人情報筋は、日本軍指揮官はその待避壕と塹壕建設に100万米ドルを投入し、レジスタンスのミサイル攻撃から守るために厚いコンクリートの屋根を作るという−−イスラム・メモ通信員が情報筋の話を引用して報じた。


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