【ねこまたぎ通信】

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 作家フセインは影武者?

サダム・フセイン元大統領の小説、発禁へ

[ 2005年06月28日 10時16分 ]
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081119921392.html

[アンマン 26日 ロイター]  ヨルダン政府はフセイン元大統領の新作小説の刊行を禁じる決定を下した。アラブの部族民が外国からの侵入者を倒す物語が、二国間の関係に悪影響を及ぼす可能性があると判断してのことだ。検閲局と出版社が月曜日に発表した。
「ここを出てゆけ、忌まわしき者」と題された小説は、フセイン元大統領がアメリカ主導のイラク戦争がはじまる前に執筆したものといわれている。フセイン元大統領の家族の許可を得たヨルダンの出版社から、火曜日にヨルダンその他のアラブ諸国で刊行される予定だった。
「この小説の出版はイラク・ヨルダン間の関係に悪影響を与える可能性があり、我々はイラクとの最良の関係を維持したいと考えている。したがって、ヨルダン政府はこの出版を認めない。出版を望むならば、それは外国で行わねばならない」政府の出版物担当局長アーマッド・アルクダはロイターに語った。
出版社はヨルダンはじめイラクを含むアラブ諸国への配本を計画して、すでに一万部を印刷しているという。発行人は、当局が地元新聞の報道を見て方針を変えたと言う。
「私たちは最初から許可を得ていたのですが、検閲官たちは報道を見て、すべて中止するよう命じたのです」彼は政府の報復を恐れて、名前と出版社名を公開しないことを条件にロイターに語った。
「表紙を変えて海外で出版します。この本はアラブ諸国で読まれることになるでしょう」
アメリカの同盟国ヨルダンで、当局は法の下に出版物を検閲する権限がある。
ヨルダンとイラク間の関係は、2月にバグダッドの南で125人を殺した自爆攻撃の背後にヨルダン人がいたという報道があって以来、緊張をみせていた。イラク人の抗議者が大使館に押し入る事件も起こった。二国は一連の事件をめぐって特使を派遣しあった。
発行人は、アンマン在住のフセイン元大統領の娘ラグダさんから出版許可を得たという。彼女は獄中の父親に宛てて献辞を書いた。
この小説の原稿は2003年にイラク戦争が開戦した際、いつでも出版できる状態でバグダッドの情報局に保管されたという。

<小説家としてのサダム>
現在、戦争犯罪に問われているフセイン元大統領には他にもいくつかの著作がある。後にミュージカル化された「王様と愛人」、「男たちと都市」などだ。
しかしながら、フセイン元大統領が失脚した後、イラクの作家や知識人たちは、元大統領は自分で小説を執筆したわけではなく、彼のために小説を書く作家集団がいたのだと発言している。
最新作は、アラブの正義と国家主義を体現する高貴な部族民サレムがアメリカとユダヤの敵を打倒する物語で、いかにサレムがイラクのアラブの部族を統一し、邪悪な外国からの侵略者ヒスケルを倒したかを語る。すでに違法コピーがアンマン市内で流通している。
ヨルダンの出版社から英語版の翻訳出版を持ちかけられたロンドンの出版社は、申し出を断ったという。
「小説を読みましたが、文学的な価値は無いと判断しました」ヘスペラス・プレス社のアレッサンドロ・ガレンジ・ヘスペラスはロイターに語った。
「私たちは古典に成り得る作品を出版します。申し訳ないけれど、これは違います」

[日本語訳:野中モモ]

読みたい.
出版各社さん,よろしくm(._.)mお願いします.
あと,これ,
トルコでベストセラーになっている「金属の嵐」で,侵略者米国に対して核テロで報復するという爽快な危ない小説.
是非是非,読みた〜〜〜い!“o(>ω< )o““o( >ω<)o”
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