【ねこまたぎ通信】

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イラク人有能者をイスラエルに「密輸」する組織をラビが統率、イラク人政治家が協力

 イスラエルの諜報機関がイラク人の学者を暗殺していることはいろいろと報じられてきたが、19日付のバーレンのアハバール・アルハリージ紙は、イラク人有能者をイスラエルに「密輸」する秘密組織の詳細を伝えた。
 あるアラブ国家を通じてイラク人の有能者をイスラエルに「密輸」する計画の詳細がバグダードで明らかにされた。モロッコの首都ラバトのイラク大使館員であったイラク人元外交官は、「モロッコで勤務中に特定の基準に合致するイラク人家族をイスラエルに密輸する組織の存在を掴んだ。組織を動かしているのは、コゼル・アムラウィーと名乗るユダヤ人ラビ(聖職者)で、1994年にイスラエルの対外諜報機関モサドの肝いりで設立されたモロッコ・ユダヤ協会の副会長でもある」と言明した。
 「モロッコに在住するイラク人代理人と協力して、このラビは何人かのイラク人を先ず試験するために、キプロスへ密輸する業務を担当している。モサドが求める基準に合致すればイスラエルに移送され、合致しない者は欧州の国への人道的亡命の権利が与えられる。その結果有能な科学の専門家を含む約35家族がイスラエルに送られ、80家族以上がベルギーなど欧州各国への人道的亡命権を取得した」
 「旧イラク情報機関は、このような秘密組織の動きや計画を掴んでいて、同組織に関与していたイラク人芸術家を彼の同僚を通じて誘き出しイラクに連れ戻すために、情報機関員からなる専門チームを結成した。だがイスラエルの諜報機関がイラクの計画に気付き、この芸術家に、帰国すればバグダードで絞首刑が待っていると警告した」
 「この組織の活動は占領後、大幅に拡充し、警戒もせず大っぴらに行動するようになった。幾つかのアラブの首都に組織の支部が設置された。この組織の活動は、著名なイラク人政治家を通じてなされるので、バグダードに集中している。イラクを蒙昧で後進国にする目的で、イラク人有能者を抹殺するか移住させようとするイスラエル諜報機関員のイラクでの計画実行に、彼らイラク人政治家たちは便宜を図っているのだ。イスラエルの高官たちが見るところでは、イラクがどのような政治体制になろうと、イスラエルにとってイラクは最も危険な国であリ続けるのだ。
 イラクの治安機関は何度も、「イラクモサドが活発に動いており、イスラエルの暗殺専門部隊が、医者や大学教授、エンジニア、芸術家、発明家を含む多数のイラク人学者を処理してきた」と言明してきた。
http://www.akhbar-alkhaleej.com/Articles.asp?Article=115968&Sn=WORL

アラブの声ML 齊藤力二朗
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