【ねこまたぎ通信】

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イラク情勢ニュース

2004年 9月1日 水曜日
[飛耳長目録]
  ☆NYC 「政府は9・11を事前に知っていた」 半数が回答
     ゾグビー・インターナショナル 8月30日 (日本語訳)

☆★ニューヨーク市民の半数:
      「米国指導部は9・11の切迫を事前に知っていた」
Half of New Yorkers Believe
US Leaders Had Foreknowledge of Impending 9-11 Attacks

ゾグビー・インターナショナル  2004年8月30日
http://www.zogby.com/news/ReadNews.dbm?ID=855

 ニューヨーク市民の半数は、米国指導部が9・11攻撃が切迫していることを事前に知っていて、「意識的にやりすごした」と考えており、66%がニューヨークの司法長官と議会に未回答の疑問について証言するよう要求している−−ゾグビー・インターナショナルの世論調査で明らかになった。
 9・11の象徴や心象を叫びたてる米共和党大会の前夜、ゾグビーのこの世論調査によると、ニューヨーク居住者の半数(49・3%)とニューヨーク市民全体の41%が、指導部の幾人かは「テロ攻撃が2001年9月11日かその前後に計画されていたことを前もって知っていたし、彼らは意識的に対応をやりすごしたと回答した。

 ニューヨーク居住者の世論調査は、今年8月24日火曜日から8月26日木曜日にかけておこなわれた。サンプリング・エラーによる誤差は±3・5%である。

 9・11の悲劇への合衆国政府の関与について態度を調べる世論調査がおこなわれたのは、アメリカ国内でのこの種のものとしては今回が初めてである。

 この告発は法的にも政治的にも鋭いものであるが、共和党に党員登録している者の30%近く、みずからを「ひじょうに保守的」と記述した者の38%以上が、その主張に賛同した。

 その訴えは、特に30歳以上の成人のなかで高い支持(62・8%)を得ており、アフリカ系アメリカ人で62・5%、ヒスパニックで60・1%、アジア人で59・4%、福音派クリスチャンで47・9%という数字を示した。

 「9・11に実際に何が起こったかについて、(9・11委員会は)重要な疑問にはすべて答えている」と考えているのは、全回答者の5分の2以下(36%)で、ニューヨーク市民の3分の2(66%)と全体の56・”%が議会とニューヨーク司法長官エリオット・スピッツァー
「未回答の疑問」への徹底調査をやり直すよう求めた。

 みずからを「ひじょうにリベラル」と自己採点したニューヨーク市民は、その4分の3が再調査を支持したが、州全体で「ひじょうに保守的」と自認する者の半数(53%)も再調査を求めた。

 より深い調査を求めたのは、とくにヒスパニック(75・6%)、アフリカ系アメリカ人(75・3%)、年収1万5000〜2万5000ドルの所得層(74・3%)、女性(62%)、福音派(59・9%)といった層だった。

 世論調査を委任したグループ<911の真実>事務局長のデイビッド・クビアクは、政府の共謀を信じるニューヨーク市民の率が高く、それも海外でみられるよりも高いものであったことに心からの驚嘆を示した。

 「合衆国政府が共謀したという証言を公然と議論してきた海外では、9・11への懐疑心が高いことは私もよく知っている。5月26日付の『トロント・スター』は、カナダ人の63%が米国指導層は9・11テロ攻撃を事前に知っていて何もしなかったと考えていることを示す全国世論調査を報道した。だが、この驚くべき調査、あるいはカナダ人がそのように結論づける根拠について、アメリカでの報道はなかったし、犠牲者家族がいまだに疑問を払拭してないという根拠
に関して、実質的に何の議論もなかった。」

 「このような数字が示していることは、ニューヨーク市民のほとんどが沈黙にうんざりしており、政治家が9・11を利用しようとするのは危いことということさ。9・11の真実は封じ込められず、ニューヨーク市民の疑問は消え去ったのではない。」

 <ニューヨーク911の真実>に所属し今回世論調査の助言者であったニコラス・リーバイスは、これに同調して、次のように話した。

 「9・11委員会は私たちに多くの「推薦状」を出してくれたが、しかし、それよりもはるかに多かったのは、彼らの最終報告に盛り込まれた矛盾、欠陥、怠慢だった。そんな不十分な調査結果にもとづいた計画が、どうして私たちを安全にできるのだろう? こうした世論調査の数字は、基本的に、「ちょっと待て。未解決の疑問の理由は何だね? 世界貿易センタービルの崩壊、国内の防空態勢、当局者の責任、9・11に関する一連の命令、炭疽菌事件、内部取引とF
BIの現場検証について、説明がなかっただろう? 私たちが知る必要のあることは、もっと多いんだぞ」と言っているのだと思う。」

 「これほど多くのニューヨーク市民が新たな調査を求めているとき、司法長官と国会議員がいかに素早く反応するかを確かめることは興味深いだろうね。」

 今回の世論調査は、関連する五つの関心分野を含んでいた。

 1) イラク問題 ニューヨーク市民は、合衆国指導者が戦争前にわれわれを「故意に誤って導いた」と考えるか? 
   (考える51・2%)

 2) 9・11委員会 「重要な疑問」のすべてに答えたか?
   (答えたと回答したのは36%だけ)

 3) 説明もなく報道もされなかったが、9・11では世界貿易センターの第3摩天楼も崩壊した その数字を知っていたか? 
   (知っていたのはニューヨーク市居住者の28%)

 4)共謀に関する疑問

 5)どれだけが9・11の徹底調査を求めるか

 なお、質問と回答、統計に関するすべての問い合わせは、ゾグ
 ビー・インターナショナルまで。  (以下、略)

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  (ある程度増えてきた段階で、テーマ別に捜しやすくします。)

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