【ねこまたぎ通信】

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小泉首相、北方領土視察の方針 9月中旬、上陸は否定

 小泉首相は25日、9月上旬にも北方領土を視察する方針を固めた。首相は任期中の北方領土問題解決と日ロ平和条約締結に意欲を示しており、領土問題に取り組む姿勢を強調する狙いがあるとみられる。

 首相は同日、記者団の質問に答え、7月に北方少年交流事業に参加した中学生らから視察を求められたことに触れ、「皆さんから『視察して下さい』と言われ、検討している」と語った。北方領土に上陸する可能性については「ありえない」と否定した。

 首相周辺は海上保安庁の巡視艇などによる海上からの視察も検討しているが、細田官房長官は25日の記者会見で「北方領土全体を見るには飛行機の方が一番早くて安全で全体が見られる」と述べ、上空からの視察になるとの見通しを示した。

 首相による北方領土視察は81年9月に鈴木善幸氏、01年4月に森喜朗氏がヘリコプターで上空から実施した例がある。(08/25 19:13)