【ねこまたぎ通信】

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紛争続くスーダン、西側諸国の軍事介入姿勢を非難

 【アンカラアディスアベバカンパラ 27日 ロイター】 スーダンのイスマイル外相は27日、西部ダルフール地方の民族紛争鎮圧を目的に外国軍が派遣された場合、スーダン政府軍が攻撃すると述べる一方、そうした事態には至らないだろうとの見解を示した。
 外相は訪問先のトルコでの記者会見で、攻撃された場合には反撃するとのスーダン側の姿勢を表明する一方、そのような状況を望んでいないことを明言した。

 また、スーダンのアルサイド・アフリカ連合(AU)特使は記者団に対し、米国がダルフール紛争を口実に、スーダン政権打倒を図っていると非難。

 同特使はまた、西側諸国によるダルフールへの軍事介入が、スーダンの分断と近隣諸国情勢の不安定化を招く恐れを指摘した。

 一方、スーダン南部では、ウガンダの反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)とスーダンの反政府ゲリラ「スーダン人民解放軍」(SPLA)はモティ村をめぐって交戦し、少なくとも40人の住民が殺害された。

 民兵組織幹部によると、LRAは先週末に同村を制圧したが、SPLAなどがLRAを掃討した。

2004/07/28 10:39