【ねこまたぎ通信】

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獣たちの午後

米軍、尋問官を訴追 嘉手納で未成年暴行

2004.06.16
Web posted at: 12:23 JST - CNN/REUTERS

カリフォルニア州トラビス空軍基地――米軍当局筋は15日、グアンタナモ米軍基地でスパイ容疑事件の尋問を担当していた二等軍曹が、1998年〜2000年にかけて沖縄・嘉手納基地で未成年者に性的暴行を繰り返していたとして、軍内部で訴追されたと明らかにした。被害者の中には、12歳以下の子供も複数いるという。

軍担当者によると、現在トラビス空軍基地所属のマーク・パルモシナ二等軍曹は、98年10月と99年5月、2000年5月と01年10月の計4回、嘉手納基地の中か、基地周辺で未成年者を性的に暴行した疑い。98年と2000年の事件の被害者は12歳以下だったという。さらに、トラビス基地の近くでも、01年10月から03年10月にかけ、未成年者らに対する暴行事件を少なくとも8件起こしたとされる。被害者の国籍や性別など詳細は不明。

米軍は、これらの事件について軍曹を軍紀違反などで5月26日に訴追した。

パルモシナ軍曹はトラビス基地で、グタンタナモ米軍基地で起きたスパイ事件の容疑者尋問を指揮していた。軍曹の訴追は、この事件の予備審問において被告の弁護士が明らかにした。スパイ事件は、グアンタナモ基地でアラビア語通訳として働いていたシリア系米兵が、基地の地図や手紙など機密資料を持ち出し、アフガニスタンの旧タリバン兵や国際テロ組織アルカイダの拘束者と共謀していたとされるもの。