「主権国家実現に一歩」 米大統領、暫定政府人選を歓迎

　ブッシュ米大統領は１日、イラク暫定政府の人選が発表されたことを受けてホワイトハウスで記者会見し、「主権国家実現の夢に一歩近づいた」と歓迎した。暫定政府の主要な任務について「遅くとも来年１月までに総選挙を実現させることだ」と述べた。

　また、アナン国連事務総長と電話で協議し、選挙実施に向けた準備▽主権移譲に伴う新たな国連安保理決議の採択▽国際的な支援の働きかけ――を進めることで一致したと述べた。大統領は「多くの難題が残っている」とも語り、治安面で引き続き厳しい情勢が続くとの見通しも示した。

(06/02 01:17)

asahi

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