アテネ五輪ケニア代表のワイナイナ会見
アテネ五輪マラソンのケニア代表に選ばれている在日11年のエリック・ワイナイナ(コニカミノルタ)が22日、東京都内で記者会見。アトランタ(銅)、シドニー(銀)に続く3大会連続出場に向け、「『第4の日本代表』のつもりで、金メダルを目指して頑張りたい」と流ちょうな日本語で抱負を語った。
マラソン王国ケニアの代表はワイナイナのほか、2時間4分55秒の世界記録を持つポール・テルガトと世界歴代2位のサミー・コリル。ワイナイナは2月の東京国際で同じケニアのダニエル・ジェンガ(ヤクルト)に敗れ、自己ベスト(02年2月、2時間8分43秒)も平凡だが、過去の実績を重視したケニア陸連が選出した。
日本陸連は選考レースを重視し、シドニー五輪女子マラソン金の高橋尚子(スカイネットアジア航空)が落選。ワイナイナは「もったいないことをしたのでは」と残念がっていた。【高山純二】
毎日新聞 2004年4月22日 19時40分