日本初「良心の囚人」認定 反戦ビラまき逮捕、起訴
東京都立川市の防衛庁宿舎で、ポストに自衛隊イラク派遣反対のビラを入れた市民運動家3人が住居侵入罪で逮捕、起訴された事件で、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル本部(ロンドン)は3日までに、3人を思想信条を理由に拘禁された「良心の囚人」と認定した。日本での「良心の囚人」認定は、アムネスティの1961年の発足以来、初めて。
「良心の囚人」はミャンマー民主化指導者のアウン・サン・スー・チーさんのほか、アジアでは中国や北朝鮮に多い。
3人は「立川自衛隊監視テント村」メンバーで、1月17日にビラをポストに入れたとして2月27日逮捕、その後起訴された。現在も拘置されている。
アムネスティは「良心の囚人」認定にあたり「この運動家たちは、表現の自由を侵害されて拘禁された。ただちに釈放されなければならない」と指摘している。
(共同通信社)
●「良心の囚人」は独裁政権国家に多い.つまり,そういうこと.(ワラ