中国の炭鉱事故死6千人超
中国国家安全生産監督管理局の趙鉄錘副局長は16日の記者会見で、昨年の国内の炭鉱事故による死者数が6300人に上ったことを明らかにした。中国紙は2001年の死者数を5670人と伝えており、約11%増えたことになる。
趙副局長は鉱山業界の安全対策に問題があると認める一方、政府が管理を強化していると強調。今年1−3月期の死者数は1090人で、前年同期に比べ7・8%減ったとしている。半面、炭鉱以外の鉱山での事故死者数は1−3月期で同11・8%増の369人に上った。(共同)