【ねこまたぎ通信】

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来た来たぁ!! なんだそりゃ!? もはや傀儡政権ですりゃないじゃないか!

フセイン後暫定政権、米国人が独占か 英紙報道

 【ロンドン岸本卓也】英紙ガーディアンは1日、米政府が極秘に進めているフセイン政権打倒後の暫定政権構想について、内閣の首班と23省庁の閣僚をすべて米国人が独占する計画を立てたと報じた。これに対して、イラク人主導の暫定政権づくりを進めてきた亡命イラク人団体などから不満の声が上がっているという。
 同紙によると、暫定政権の首相に相当するトップの地位には元米軍退役将校のジェイ・ガーナー氏が内定。すでにガーナー氏は各閣僚に就任する米国人とともにクウェートで組閣の準備に入っている。ガーナー氏はイラクの軍事的制圧を進めているフランクス米中東軍司令官から占領地域の管理を引き継ぐ。

 暫定政権では、各米国人閣僚を4人ずつのイラク人顧問が支える。これらの顧問の中から将来的な閣僚が誕生するとみられる。しかし、暫定政権をめぐるイラク人側の受け皿づくりは進んでいないため、顧問の選出は難題。米政府が推薦する人物に早くもガーナー氏が拒否反応を示しているという。

 イラク人亡命者の最大組織、イラク国民会議(INC)のチャラビ議長は暫定政権の首班を狙える立場にあるが、イラク国内での人気は低い。ラムズフェルド米国防長官はチャラビ氏を高く評価しているが、パウエル米国務長官は同氏の能力を疑問視しており、同氏は暫定政権の財務省顧問に推されているという。

 一方、国民会議イラク人が暫定政権を運営することを基本に他の反体制派亡命者組織と新政権づくりの交渉を続けている。国民会議の関係者は同紙に対して「米国人が暫定政権を独占的に運営することは我々の意図ではない」と述べた。しかし、国民会議は米国を頼っているため、米政府の構想に従うとみられている。

毎日新聞4月1日] ( 2003-04-01-19:18 )