誰を助けるべきか
すっかり秋らしく涼しくなり,みなさまお幸せな毎日をお過ごしのことと思います.私は相変わらずばたばしております.毎週末様々な行事に引っ張り出されて,のんびり過ごすことが出来ません.
アフガン情勢は日増しに緊迫して,戦争を回避して大量の難民がパキスタン国境に押し寄せてきています.その数は600万人を超えると云われており,着の身着のままで飢えに苦しんでいます.子供たちは満足な教育も受けられず,その親たちもただ途方に暮れるばかり.
あの忌まわしいテロ事件と報復攻撃の是非はともかく,いったい何が優先順位の筆頭なのか明白だと思います.軍事行動も含めて400億ドルという巨額のお金を緊急支出できる国に支援などしてやる必要は全くなく,支援してやるべきはアフガニスタンで飢えに苦しみながら逃げまどう人々ではなかろうか.
米国の一般市民(非戦闘員)に対しては随分同情的なのに,アフガニスタンの一般市民(非戦闘員)に対しては実に冷酷だと云わざるを得ません.
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」というのは,お門違いも甚だしい.袈裟はどうやらアフガニスタンだけでなく,イスラム教徒,さらには有色人種も含んでいるようだ.自分は「名誉白人」だと安心している馬鹿ども.次はおまえらの番だ.
覚悟しておけ.
投稿ページのBEAVERさんのページほぼ3日おきくらいに更新しております.とても面白いので,是非ご覧下さい.