【ねこまたぎ通信】

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 安倍政権100日の評価

「安倍政権100日」評価 【調査結果】公表

  • 安倍政権の支持率は全回答者では24.0%に過ぎず、最も支持率が高かったのは霞が関の官僚の44.0%だが、メディア関係者は11%しか支持をしていない。
  • 現状の安倍政権への評価は、政権誕生時に抱いていたものと比べ、「期待以下」が36.0%と多く、「そもそも期待していない」を加えると7割を超している。
  • 7割近い層が、安倍政権は何を目指そうとしているのか、100日経った現段階でもまだ分らないと回答している。
  • 安倍政権に求められている役割は、小泉政権時の壊す構造改革よりも、その歪みを修正したり、新しいものを組み立てる構造改革だと回答する人が合わせて7割近くになっている。
  • この役割の実行を期待できるかについて、全体で最も多いのは「期待できない」の35.7%で、「期待できる」の12.3%の3倍近くになっている。ただ、「無回答」も25.1%と多く、「分らない」の18.9%を加えると半数近くが、まだ現時点ではその判断を決めかねていることを浮き彫りにしている。
  • 安倍政権の100日」で評価できるのは外交のみで、内政課題について評価する見方は1割にも届かず、極めて少ない。
  • 安倍政権が取り組むべき課題の上位5位は、財政再建社会保障制度改革、アジア外交、格差問題などへの取り組み、教育問題となっている。
  • 官邸機能強化の動きについては、「混乱が続き、このままではうまくいかない」という見方が43.7%と最も多い。
  • 自民党造反組の復党は総選挙での国民の意思に反する、参院選対策であり容認できないが合わせて80.8%と大勢。但し、官僚は容認できるが34.0%で異なる見方である。
  • 安倍政権の改革姿勢が問われることになった道路特定財源の問題では、「指導力の限界」を指摘する見方が38.3%と最も多かった。
  • 安倍政権はいつまで続くか」について最も多いのは「2008年以降も続く」の34.3%だが、今年7月の「参議院選後」「参議院選挙前」と「2007年内まで」を合わせると、本年中での交代の可能性を指摘する回答は半数近くに達する。


安倍政権100日の全体評価》

  • 安倍政権の100日目の全体評価は、首相の人柄以外に高く評価できるポイントがまだない。5段階(5点満点)で評価すると人柄が3.3点で最も高いが、その他は1点台後半から2点台前半となり、平均点は2.2点となった。


《個別政策項目評価》

  • 安倍政権のこれまでの対応や打ち出している18分野の政策に対しては、アジア外交、対米関係、経済成長以外に良いと評価できる政策項目なし。