【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 ブロードバンド権

先頃、フィンランドでインターネットに接続するためのブロードバンド環境は国民の権利である、という法律が出来、結構ネットでも話題になっています。
(゚Д゚) ハア??、って感じの方もおられますし、いいなーって思っている方もおられるでしょう。
地デジもそうすりゃいいのに、と思った人も少なからずおられるでしょうな。
この聞き慣れないブロードバンド権というか、インターネット接続権というか、これを国民生活に欠かせないインフラと捉えるのは、いかにも社会政策の進んだ北欧らしいところです。
これらの国では、そもそも立法に対する発想の仕方が私たちと根本的に違うようです。
私たちなら大多数、そんな権利があるのか、というところから考えるでしょう。
あるの? ないの?
そんな権利はないから、インターネットに接続できない人はどうしようもないなあ、って。
地デジもしょうがないなあ。
ところが、フィンランドでは、こう考える。
すでに国民の95%がインターネットに接続できる環境にあるが諸処の事情で残る5%が未接続である、だから、法でインターネットのインフラを権利としてしまえば、この5%を救済することができる、という発想の仕方なんですね。
必要なら権利を作っちゃえば良いんですね。d(゚ー゚*)ネッ!
この違い、大きいですよね。
わが国ではようやくC型肝炎の患者を一律に救済する法案を今国会に提出するそうですね。
長かったですねえ。
どうやったらC型肝炎の患者を一律に救済することが出来るか、という発想があれば、もっと早く立法化することが出来たでしょうにね。
d(゚ー゚*)ネッ!