黒い手帖
いやー、面白かった。
この手の本としては破格に面白かった。
こんなに面白いとは思っていなかった。
筒井康隆の『堕地獄仏法』や『邪学法廷』や『末世法華経』を読んでる気分になったし、読み進めていくうちにだんだんと『乗越駅の刑罰』や『懲戒の部屋』にも似た恐怖も感じた。
カルト怖い。
ホントに怖い。
池田"デブ"大作のキモさ、醜悪さをイメージすると、余計に恐怖が増幅するのもミソである。
見事に筒井を実践しておるわ*1。(笑)
矢野さん、これドタバタ小説にしたら、すげえ面白いと思うよ。
- 作者: 矢野絢也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/02/27
- メディア: 単行本
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●φ(. ...)メモメモ ¢( °°)ノ°O o マチガエター - 【ねこまたぎ通信】
●筒井康隆症候群 - 【ねこまたぎ通信】
こ、怖い……
用意されたくない……
いや、しかし、まじで現実を見渡せば、ホントに末世、まさしく堕地獄仏法だわ。
この本の販売妨害とか買い占めとかもあったという噂だけど、だめだよ、こんな面白い本、みんなで読まなきゃ。
ちなみに、みなさん、日食はご覧になられましたか。
私はようつべで見ました。^^;