　やってくれたＣＳＩ：ＮＹ！ - 【ねこまたぎ通信】

先日，ＷＯＷＯＷで観た『ＣＳＩ：ＮＹ』のオープニング・クレジットでＳＦ映画ファンには嬉しい名前をふたり見つけた．
ひとりは，この回の監督をつとめたジョー・ダンテ．
ハリウッドで１００本の映画を作り，しかも１０セントも損をしなかったというロジャー・コーマンの門下生で，あの『ピラニア』や『ハウリング』という傑作をものし，メジャーになってからは，『グレムリン』とか『トワイライトゾーン』とか『エクスプローラーズ』『アメリカン・パロディ・シアター』なんて，私好みの作品を次々生み出している．
上記の映画がそれぞれどんな作品かは，

いちいち，細かく説明していると，特殊メイクがどうとか，特撮がどうとか，あいつがこいつとつながって，ああしたとかこうしたとか，果てしなく書き続けなければいけないので，割愛する．

で，ふたりめが，知る人ぞ知る怪優ブルース・ダーン．
プロローグで少しだけちょい役で登場していたけど，もうびっくりしてオシッコちびっちゃいました．オープニング・クレジットの前にこのプロローグ・シーンがあるので，実はこのとき「やけに味のある役者だな」くらいしか思わなかったけど，その後のオープニング・クレジットで，あっ，となったわけ．
この人は，あのダグラス・トランブルの超傑作『サイレント・ランニング』の主役を演じ，ＳＦ映画ファンには伝説的＆カルト的な人気を誇る役者さんで，デビッド・リンチの一連の作品やスピルバーグの『ジュラシックパーク』シリーズに出演したローラ・ダーンのお父さんですね．ローラ・ダーンも怪しい味のある女優さんですが．
上記の内容がよく判らない人は，

てなわけで，今回の『ＣＳＩ：ＮＹ』のネタは，ゾンビと『悪魔の棲む家』のアミティビル・ホラーにまつわる二つの事件ということである．（冒頭ゾンビが墓からよみがえるシーンに墓守として登場するのがブルース・ダーンである．）
なるほどね．それで，このスタッフとキャストか．（オープニング・クレジットをもう少ししっかり見れば他にも出演しているかもしれない．）
脚本があまりよろしくないので，推理ネタとしては，大したこと無いんですが．
ゾンビとブードゥーとくれば，もうテトロドトキシンってぴんとくるっしょ．ふつう．
でも，これは「遊び」と思えば，具合よしです．

ちなみに，ゾンビとアミティビル，これは，もう誰だって知っていると思うが，判らない人は，

もう，すごく得した気分で嬉しくって，何書いてるかわけ判りません．

あー、

うー、

ところで、私の記憶によると映画史上最もたくさんFUCKという台詞を連発したと思われるググレ画像の男優R・リー・アーメイは，もともと海兵隊の軍事教練をしていた人で，軍人役で『地獄の黙示録』とか『フルメタル・ジャケット』とか，
ええい，あとは