【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 唐突です

いつも唐突に思いついたことを書いているのですが,爪切りっていつ頃誰が作ったのでしょうか?
近年のモノは切った爪が飛ばないように,カバーが付いているモノが主流ですが,昔は切った爪があっちへ飛んだりこっちへ飛んだりして散らばるので,縁側で新聞紙を広げて,その上でぱちりぱちりやってたものです.広げた新聞紙からはみ出して飛んだ爪を集めては新聞紙の上に戻し,切り終わったら新聞紙をV字に折ってVの窪みの部分にとんとんと揺すって切りくずを集め,V字の端部から屑籠の中に滑り落とすというのが,最も一般的な爪切りの儀式であった.今の爪切りは飛び散らないのでTPOに関係なく存在するようです.
で,あの飛び散り防止カバーのついた爪切りというのは,割と最近のことで,そもそもニッパーのような形の爪切りが出来たのが明治以降らしいのです.こんなやつです.


参照:SUWADA<つめ切りの歴史
それからいろいろ進化してきたのですが,上記のサイトにありますようなニッパーのような形をした爪切りというのが,形態的に爪切り進化の主流ということになるのでしょうか.私もたまにニッパーを使っているときになにげに爪を切ったりします.
かっこいいです.こんなのもあります.

今度はこういうやつを買おうかなー.
100均などで売っている普及タイプのテコの部分がヤスリになっていたりする爪切りというのは,おそらくどこの家庭でも使われているモノだと思いますが,こういう高級感のある爪切りもこだわりアイテムっぽくてなかなか購買意欲をくすぐりますねえ.私は今韓国製の爪がはじけ飛ぶタイプで,万能ナイフみたいに付属でヤスリと爪あか掃除スティックを引っ張り出せるモノを愛用しています.
さて,それでは明治以前の人たちはどうやって爪を切っていたのか,ということですが,どうやらハサミとか,さらにハサミを持っていない人は小刀とか,さらに小刀も持っていない人は食いちぎったり堅いモノにこすりつけたり,そんなことをしていたようなのです.
こういう日常の大したことはないけど,生活に欠かせないモノ,鼻をかんだり,耳あかをとったり,ウンチを拭き取ったり(あるいは洗ったり),そういうことに使う道具を昔の人はどうしていたのだろう,なんて結構気になるモノです.
江戸時代にはトイレットペーパーどころか,私たちが幼少の頃にぼっとん便所で使っていた便所紙なるものも普及していなかったでしょうから,インド人みたいに手桶に水をくんできてぺちゃぺちゃ手で洗ったのか,跨いでこすり取る縄を張って使ったのか,あるいは川まで用足しに行ったのか,だったら女の人も立ちションならぬ座りションしてたのか,いやいや,それでは川で洗濯したり食器を洗ったり出来なくなるので,やっぱり野糞で葉っぱや水を使ったのかも,なんていろいろ想像がふくらんで仕方がない.
インドの田舎なんかに足を運ぶと,便所のない家はざらにありますので,朝になるとみんな手桶や空き缶に水を汲んで,そのへんの野原でウンチしてぺちゃぺちゃ洗っている姿をよく目にすることが出来ます.私もインドを旅していたときは,鼻は手鼻,お尻は水でぺちゃぺちゃやっていました.これはすこぶる気持ちよくて癖になります.トイレットペーパーは高いしね.
日本人は昔本当にどうしていたのでしょうか.どういう形態が最も一般的だったのでしょうか.
最近はシャワー付き便座をお使いのご家庭も多かろうと思いますが,私も大好きです.あれは肛門性愛リピドーを刺激するので今後ますます普及することは間違いありません.お尻の穴を広げて直腸もガンガン洗いたくなりますね.
ま,そんなことはいいのですけど,最も一般的な人々の暮らし,風俗,そういったことを詳しく研究された書物やサイトをそのうち調べてみたいと思います.みなさんも,そういった情報をご存じであれば是非ご紹介下さい.
ではでは.


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