【ねこまたぎ通信】

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 やっぱりB層若年層の集まりだな

ミクシィ読み逃げ」是非巡り どうでもいい大真面目議論

http://news.livedoor.com/article/detail/3120908/
2007年04月15日17時30分


ミクシィ読み逃げ」がネット社会で話題を呼んでいる。「読み逃げ禁止」を主張する人がいることが記事となり、その後「禁止」を声高に訴えるユーザーが増えている。一方で、「読み逃げ」が悪いとする人はごく少数という調査も出た。どうやら大多数は「そんなことはどうでもいい」と思っているようだ。それでも大問題のように議論が白熱するのはなぜだろう。
ミクシィ」では、登録されているメンバーの「プロフィール」や「日記」を閲覧すると、「足あと」(訪問履歴)が残り、コメントをカキコミできる。ミクシィJ-CASTニュースに「利用規約で(読み逃げを)禁止しているものではない」と話しているが、閲覧したら当然コメントを残すべきと思う人は、「足あと」だけ残すのは「マナー違反」と感じているようだ。

読み逃げむかつく」VS「どこがいけない」

大騒動のきっかけは、07年3月22日付けの「Yahoo!ニュース」のトピックスに「『mixi読み逃げ』って失礼?」という記事が掲載されたこと。配信元はITmediaだ。
記事では、ユーザー同士の「質問」「回答」でつなぐサイト「OKWave」への「読み逃げ」についてのカキコミを紹介している。「ミクシィ読み逃げするマイミク(ミクシィでの友だち)がいて悩んでいる」という質問に対し、「読み逃げで悩んでる人は多い」「読み逃げむかつく」という意見が出た。
それ以降、個人のブログだけでなくミクシィ内でも「読み逃げ」に関するコミュニティが立ち上がり、2ちゃんねるなどの掲示板でも話題となった。
一部に「読み逃げはマナー違反」と主張する人がいるが、多くはこんな意見だ。
「コメントを残すことを強要するほうが失礼」
読み逃げのどこがいけないんだ? 」
「足あとだけでも残してくれればそれでいい」
この記事に続いて、いくつかの大手ニュースサイトもこの「OKWave」へのカキコミを取り上げ、あたかも大問題かのような様相になった。
そんな中、Yahoo!は07年3月22日 27日に、投票方式でSNSやブログでの「読み逃げ」に対する意識調査を行った。結果は約3万の投票数のうち、約84%が「問題ない」、約15%が「興味がない」とし、「悪い」としたのはわずか2%弱にすぎなかった。
「ここまで大きな話題となるのは、過去に例がない」
一方、「Yahoo!ニュース」の元になった「OKWave」へのカキコミについて、いわゆる「釣り」だと指摘するブロガーが現れた。「釣り」とは、事実でないことを書き、人々が過剰に反応する様子を楽しむ愉快犯・確信犯的な行為。
これについて「Yahoo!ニュース」記事を書いたITmedia岡田有花記者にJ-CASTニュースが尋ねた。
ミクシィやブログ以前の個人サイトのころから、低い割合だが『読み逃げ』されることを嫌うユーザーがおり、ネットユーザーやミクシィ、ブログの普及で、ネットで情報発信する人の母数が増え、それに比例する形で『読み逃げ』を嫌う人の絶対数が増えた。OK Waveへのカキコミが『釣り』だったのかどうか判断できないが、仮に『釣り』だったとしても『読み逃げ』の事実がなかったことはならない」
OKWave」広報は、「Yahoo!ニュース」の元になり、ネット上で「釣り」と指摘された「読み逃げ」のカキコミを削除した。これについては
「削除日、削除理由は答えられない」
として明言を避けたが、
「ここまで一つの質問と回答がネット上で大きな話題となるのは、過去に例がない」
と、困惑気味の様子だった。
「いつも良い人を演じなければ」の脅迫観念が影響
読み逃げ」問題を格好の「ネタ」としてパロディ化する動きも見られた。
ニュースサイト「Impress Watch」は07年4月1日(エイプリルフール)付けで、「『読み逃げ』ついに傷害事件に発展」という記事を掲載した。コメントがなかなか付かず「読み逃げ」状態にしびれを切らしたユーザーが激高し、マイミクに暴行したという内容だ。
また、動画に字幕をつけて楽しむ「字幕.in」では、洋画のシリアスなシーンに「読み逃げしたわね」「なんでコメントつけないのよ」などの字幕をつけて笑いを誘っていた。
どうでもいいような「ミクシィ読み逃げ」がこれほど話題になるのはなぜか?
ミクシィmixi』で何ができるのか?」という本を書いた山崎秀夫氏は、本の中で「ミクシィ疲れ」という現象を指摘し、こう説明している。
――(ミクシィ疲れというのは)一度も会ったことが無く、日記を読み合っただけの「にわか友だち」を維持するために、たくさんの日記を読み、コメントを書く義務感に陥ることをいう。「マイミクとは良い関係を保つ義務がある。マイナスの気持ちは心の中で消し去り、いつも良い人を演じなければならない」――
「コメント」を書かなければという強迫観念に迫られ、「ネットの世界」でも気遣いやしがらみを感じるようになり、ミクシィを続けることに疲れていく。こんな気持ちに陥ってしまうと、自分は「読み逃げ」なんてどうでもいいと思っていても、「コメントしないならはじめから足あとを残すな」という主張もわかるような気になってしまうのかもしれない。

ホント馬鹿みたい.