【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 あなたが、ひとりの命をまもる支えになります。

http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=251
カテンベ救済の呼びかけ


先日,WOWOWでマザー・テレサの伝記映画を観ました.
その中のエピソードですが,立派なホテルの会議室で行われたマザー支援団体の会議の席上で,マザーがテーブルの上のミネラルウォーターを指してボーイに尋ねます.
「これはいくらするの?」
「3ドルです」
そして,マザーが嘆息してひとりごちます.
「インドでは子供を一月学校に通わすことが出来るわ」
もともとマザーは肥大化していく援助を組織化していくことに反対だったんですね.
「貧しい者が,より貧しい者を助ける」
とマザーは云い,自分にとって「これは変わらない」とその普遍性を主張します.


映画ですから誇張はありますが,この言葉から,私はバングラデシュを訪れた20年ほど前に図書館で読んだあるクリスチャンの医師の本を思い出しました.その中で,医師の記述に「貧しい人に仕える」という一言がありました.��(゚◇゚;) ゲッ
この医師もマザーも本当にとんでもない人です.
私がバングラデシュを訪ねた当時は,ガイドブックなんてロンリープラネットくらいしかなかったので,いろいろ本を読みあさったり,NGOを訪ねていったりして,生の情報をいろいろ探し歩いていましたが,とんでもなく頑張っている人たちはいるものだとその時感じました.公金横領まがいのバカジャイカみたいなのもいれば,本当に身を粉にしている人たちが大勢おられます.これは私の実感であり,事実です.
そういう人たちの中には,誰かを「助けたい」「助けなければ」という善意や使命感や義務感によるのではなく,自分が「生かされている」「救われている」と感じている人たちが少なくありません.私にはなかなか理解出来ない,というより,容認出来ない感覚なんですが,「貧しい者が,より貧しい者を助ける」というのは,確かに基本なんですね,お金が第一ではない.このことが理解されないと駄目なんですよ.
つまり,この心根のない者が,どれだけ巨額の援助をしたって,世の中は良くならない,ってことなんです.それは確かです.


すでに実証されています.
巨大産業「援助」 儲かって真っ赤ー - 【ねこまたぎ通信】
手を替え品を買え! - 【ねこまたぎ通信】
もうとっくにやってるんですが,ODAの武器供与 - 【ねこまたぎ通信】
【ねこまたぎ通信】


多分このへんの内容は,今後限りなく追求されていくと思われます.
利権構造改革によってますますのさばっているODAバカジャイカ系と公金に群がる虫けら共の援助は,徹底的に潰していかなければなりません.
世界の貧困問題の解決に必要なことは,西欧資本主義の枠組みから外れた経済システムを構築することである,というのは貧困問題の根元的な理由を辿っていけば明かなはずです.

日本のODA概要

ODA:贈与と借款(利子率が低く返済期間が長いもの)
財源:贈与は税金、借款は厚生年金や郵便貯金
種類と実施機関:
①無償資金協力は外務省
②技術協力は国際協力事業団(JICA)←外務省
③借款は海外経済協力基金(OECF)←経済企画庁。他に商品借款。
海外経済協力基金日本輸出入銀行(大蔵省)が統合して、国際協力銀行(1999.10.1)
(注)本来目的がまったく異なる。海外経済協力基金(途上国の国造り)。日本輸出入銀行(国際的に活動する日本の企業支援(プラント輸出に対する貸付け。その支払いに対する貸付け)及びそのための金融秩序な安定)
以上は二国間援助。他に世界銀行、アジア開発銀行、国際機関へ拠出する多国間援助。
特徴:借款の比率が高い。技術協力の割合が低い。
ODAを支える理論的支柱:近代経済学理論に裏付けられた経済成長論。(つまり投資による経済成長論とtrickle down effect(パイが大きくなればしずくが落ちるようにこれが社会各層に行き渡る)の理論。

trickle down effectというのは,つまり,テーブルの下に落っこちたくずを拾って食え,ということです.
アジアの人たちも,アフリカの人たちも,そんなことしなくったって,十分に豊かだったんですけど.
経済成長論というのは,裏返すと経済成長が止まったり,落ち込んだりしたら,ピラミッド型経済の下層はたちまち飢えてしまう,ということなんです.
それから,近代の経済学理論の主流ってーのは,グローバリズムを主導する米国の金融ゴロ学者たちであると云うことも忘れてはいけません.豚面*1竹中もそのひとりです.


ここ数年,色々な示唆を受け,大変勉強になっている下川先生のホームページ.
ご一読下さい.
Shimokawa's homepage
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HORIZONTAL EXCHANGE



参考
http://www.e-jaban.com/book/000010_bangladesh/
Amazon.co.jp: バングラデシュ


あの、書いているうちにいろいろ見つかったり、思い出したりで、どんどん膨らんでいくのですが、それがここの特徴なんでして、^^; 
総理を辞職する前に海外を漫遊し、エルビスの館で狂態を晒したり、シオニストに服従を誓ったりしてきた我らがポチが、こんな悪さもしていました。イタチのさいごっぺですな。いや、最後じゃないな、きっと。
日本政府のヨルダン渓谷開発援助計画のナゾ:パレスチナ情報センター:Staff Note

ついでに、もう一度振り返っておきましょう。
ポチ,ここでもちんちんする - 【ねこまたぎ通信】
( ゚ρ゚)ポカーン - 【ねこまたぎ通信】
「もう止せ,こんなことは」,と腹の上のこびとがまた云っている. - 【ねこまたぎ通信】
レームダックのポチ,全然やる気無し. - 【ねこまたぎ通信】
ポチ見事な肉便器ぶりで,ちんこはびんびんらしい. - 【ねこまたぎ通信】

小泉のイスラエル支援
外務省: イスラエルとパレスチナの共存共栄に向けた日本の中長期的な取組:「平和と繁栄の回廊」創設構想


この計画の調査にあたったのは,現地での実績に乏しい素人孫請け会社.
この支援策の対象となる場所は,イスラエルの占領政策で自国の領土として国境線を引く可能性がある場所(現在イスラエルの管理下)であり,しかも,このプランについては,噂ですが,地元のバカジャイカの事務所長が,わしが作った,と吹聴しているらしいです.
そこのスタッフは,…
と,ここまで書いて,その先はまだやめておきます.
ぎゃははははは.

パレスチナ問題をまったく理解していないか,馬鹿か,どっちかです.
パレスチナ | 各国における取り組み - JICA


よろ↓

*1:とんづら,と読んでください.