週刊新潮は只今完売です.(笑)
一部ネットではとっくに出回っていますが.^^;
高専生殺害の手配少年、週刊新潮が実名と顔写真掲載
2006年09月07日03時04分
http://www.asahi.com/national/update/0907/TKY200609060534.html
山口県周南市の徳山工業高等専門学校で、女子学生(当時20)が殺害された事件で、首都圏で7日に発売される「週刊新潮」(9月14日号)が、殺人容疑で全国に指名手配されている男子学生(19)の実名と顔写真を掲載していることがわかった。
週刊新潮編集部は「凶悪犯が逃亡しており、指名手配されているのに実名も顔写真も公開されていないことはどう考えてもおかしい。公表は犯人の自殺・再犯の抑止にもつながる」との談話を出した。
◇
少年法は実名や顔写真、住所など、容疑者である少年本人を推知できるような事実の報道を禁止する規定を置いている。
少年犯罪の凶悪化と低年齢化を受け、警察庁は03年12月、容疑者が少年である場合でも、連続殺人や連続強姦(ごうかん)など、凶悪で再び犯罪を行う恐れが高く、捜査上ほかに取るべき方法がない時は、氏名や写真を公開して捜査することができるとの通達を出した。
警察庁が新基準を出した目的は被害拡大を防ぐためで、少年の人権保護を超える必要性が認められる場合に限られる。今回の事件では、山口県警は少年を推知できる情報を一切公開していない。
これも筒井康隆症候群だな.
●続報
容疑の男子学生が,遺体で見つかったようです.
容疑の男子学生、遺体で発見 徳山高専事件
2006年09月07日13時17分
http://www.asahi.com/national/update/0907/SEB200609070010.html
山口県周南市の徳山工業高等専門学校で土木建築工学科5年の中谷歩(あゆみ)さん(20)が殺害された事件で、県警は7日、殺人容疑で逮捕状を取っていた同市に住む同級生の男子学生(19)とみられる遺体を山口県下松市内で見つけた。男子学生は事件直後から行方がわからなくなっていた。近くで学生が乗っていたバイクも見つかった。県警は自殺とみて詳しく調べている。容疑者が死亡したと見られることで、殺害動機など事件の全容を解明するのは難しくなった。
遺体が見つかった場所は、下松市内の山陽自動車道の下松サービスエリアから西へ2キロ付近の山中。幅約2.5メートルほどの山道にバイクが立った状態で止まっているのを警察官が7日昼前に見つけた。遺体はバイクから数十メートル離れたところにあったという。一部白骨化しており、首をつった状態だった。
調べでは、男子学生は8月28日、同校の研究室で中谷さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれている。県警が現場に残された毛髪などの遺留物を鑑定したところ、男子学生のDNA型と一致したため、翌29日に逮捕状を取って行方を捜していた。
中谷さんは8月28日午前10時ごろに友人の女性と登校。後で待ち合わせる約束をしたが、校内で別の学生2人と話をしたのを最後に、午前10時半ごろから行方がわからなくなった。友人が午後1時ごろから職員らとともに校内を捜し、午後3時ごろ、施錠されていた研究室の鍵を開けて中に入った職員が、床に倒れている遺体を見つけた。
中谷さんと男子学生はいずれもこの研究室に所属。鍵は担当教員のほか研究室に所属する全学生が普段から持っていた。
研究室内に物色されたような跡はなく、近くの会議室にいた複数の学生も叫び声や不審な物音などは聞いていなかった。当日は夏休み中だったが、9月上旬にテストを控えていることなどから多くの学生が登校していた。
こうした状況から県警は、顔見知りに不意に襲われた疑いが強いと判断。事件直後から行方のわからなくなっている男子学生が浮上した。何らかの理由で中谷さんを逆恨みしたか、突発的なトラブルなどで殺意を抱いたとみているが、容疑者の供述は得られなくなった。
これで,真実は闇の中ですか.
高専女子学生殺人 明らかになる県警の失態
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2416878/detail
山口県の徳山工業高専女子学生殺害事件。発生から4日で1週間だというのに、全国に指名手配された同級生の男子学生(19)は依然、行方不明のままだ。
「すでに自殺している」というあきらめムードも漂い始めていて、そうなると、事件の真相はヤブの中で終わる可能性が高い。
捜査本部は150人態勢に増員して男子学生の行方を追っているのに、目撃情報すらない。
「逃走に使った青いバイクはかなり目立つので、乗り捨てたらすぐに見つかるはず。タクシー会社とか公共の交通機関にも網を張っているのに引っかからない。捜索の範囲を広げてもまるで足取りがつかめないので、捜査本部では『男子学生はすでに自殺している』という見方を強めています。県警は再度、学校周辺の“山狩り”を始めました」(捜査事情通)
男子学生は、絞殺された中谷歩さん(20)の「ストーカーだった」「いや、ただの友人だ」とさまざまなウワサが飛び交っているが、殺害の動機は本人に聴くしかない。
「そもそも、県警がすぐに逮捕状を取ったのは不可解です。重要参考人として行方を捜すレベルにしないと、男子学生が精神的に追い詰められてしまう。指名手配もおかしい。少年法によって顔写真が公開できないから、一般の情報は集まらない。『県外に逃げたらしい』と暴露するようなものです。捜査が後手に回った揚げ句、男子学生に自殺されて被疑者死亡のまま書類送検なんてことになったら、目も当てられない。県警の大失態ですよ」(関係者)
殺害された中谷さんも浮かばれまい。
【2006年9月4日掲載】
2006年09月07日10時00分
なんだかしっくりしない,心に突っかかる事件が多いですね.私たちの社会に一体何が起こっているのか.「緩やかな歪み」がとても根深く深刻に浸透しているように思います.イマジネーションを鍛え直さねば.
追記
この度は、この様な大変なことをしてしまい、誠に申し訳ございません。親としては、キチンと生きていて欲しかったです。自ら姿を現すよう、切望しておりました。
事件が起きてから11日の間、ずっと、行方がわからなくなった息子へ、そして、親である私ども自身に、何故? どうして? と問いかけてきました。考えても考えても出ない答え。その問の答えは、一生、息子の口から聞くことが出来ず、亡くなられたお嬢様とご遺族の皆様に、申し訳ない気持ちで一杯です。
生きて真実をその口で話し、生きて償いをして欲しかったです。ご遺族の皆様、関係者の皆様、心より、深くお詫(わ)び申し上げます。
少年の両親の言葉.悲しみより謝罪.
辛かろうな.
立派なご両親です……