【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 ヒズボッラの勝利に思う

日没と同時に活動を始める今日この頃である.太陽の光を浴びれば,萌え燃え出すのではないか.
世界の行く末を案じる前に自分の将来を案じなければならない今日この頃のため,ブログもサイトも更新している暇がありません.
最近,娘が性に南北問題に目覚め,今夏の研究課題としてあれこれ調べたりしておるが,幼き頃にフィリピンやタイの路地裏を父と歩き回ったことが糧の一つになっておれば幸いに感じる次第である.この週末はいろいろデータを引っ張り出してやらねばなるまい.
しかし,果たして週末にその元気が残っているかどうか.


さて,
やはり,である.
イスラエルとヒズボッラの戦いは,これまでのところヒズボッラの一方的勝利といっていい.
圧倒的な軍事的優位など民間人を大量虐殺するしか能がない
という自明のことが明らかになっただけだった.停戦を余儀なくされたイスラエルの敗北は,単なる軍事的敗北だけではなく,中東地域におけるイスラム主義の結束をより強めることになるだろう.それは,親米派サウジアラビアやエジプトにおいても同様であり,虫けらのように虐殺される同胞の痛みが,中東地域の穏健派をも巻き込んで大きな反米反イスラエルの気運を高めるに違いない.
イラクアフガニスタンにおいても,同様である.
それどころか,イスラエルは自国が吹っ飛ぶ危険だってあるのだ.
なぜ,勝てない戦争を繰り返すのか,現象を直視すれば気が狂っているようにしか見えてこないのだが,そのことによって利する者がいるということだろう.
資本主義社会も末期的だ.
勝ち負けを争う時代の次にどんな時代が訪れるのだろうか.


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