【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 性的暴行の被害も報道を

性的暴行の被害も報道を

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060626/eve_____sya_____010.shtml


広島・女児殺害で父親が訴え

 広島市の小1女児殺害事件の被害者、木下あいりちゃん=当時(7つ)=の父建一さん(39)が26日、7月4日の広島地裁判決を前に、広島市内のホテルで報道各社の取材に応じ「7歳の女の子に性的暴行を加えることは拷問に等しい。犯人は1度ならず2度命を奪ったようなもの。極刑は当然」と死刑を求刑されたホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(34)への怒りをあらわにした。
 「性犯罪の抑止につながるのであれば、できる範囲で性犯罪の被害を報道しても構わない」と述べ、性的暴行の被害も報道するよう求めた。
 建一さんは、仏前に飾っているあいりちゃんの写真を持参。あいりちゃんが匿名で報道されることについて「あいりは『広島市の小1女児』ではない。あいりはここで生きてきた。実名を使って問題ない」と話した。
 報道機関の多くは、事件発生当初はあいりちゃんの実名を報道したが、指で触るなどわいせつ行為が明らかになってからは、遺族感情などを考慮して匿名に切り替え、被告の初公判など節目以外は名前を伏せて報道。わいせつ行為の詳細も報じてこなかった。
 建一さんはこれまで容疑者逮捕などの際にコメントを紙で配布し、直接の取材には応じていなかった。6月9日の論告求刑公判について報じた新聞各紙を読み、性犯罪について言及が少ないことに問題を感じ「事件の悲惨さが伝わらないまま終わったらあいりに申し訳ない」と取材に応じる決心をしたという。

木下あいりちゃんのお父さんの強い勇気と意志の裏に,身体を引き裂かれるくらいの悲しみと激しい怒りを感じます.