【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 イランいよいよ上海協力機構に加盟か

上海協力機構イラン大統領などオブザーバー国首脳を招待

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060606AT2M0602406062006.html


【北京=桃井裕理】中ロと中央アジア4カ国が加盟する上海協力機構(SCO、本部・北京)の張徳広秘書長は6日、北京市内で記者会見し、15日に上海で開催されるSCO創設5周年記念の首脳会談にイランのアフマディネジャド大統領などオブザーバー4カ国の首脳を招待していることを正式に発表した。
オブザーバー国はイラン、インド、パキスタン、モンゴルの4カ国。張秘書長は各首脳の実際の参加状況は明らかにしなかったが、アフマディネジャド大統領はすでに出席の意向を示しており、同会談に合わせて訪中する見通し。 (20:42)

米国のイラン攻撃の可能性は少ないと見てきたが,ここへきてその可能性はほとんどなくなった.ワールドカップも始まるし.^^; 
あるとしたら,本当に米国はコントロール不能状態だってことだ.

上海協力機構5周年首脳会談が15日に開催され,いよいよ,オブザーバー国であるイラン,インド,パキスタン上海協力機構への加盟となるのか,もしそうなると,BRICsの関係は軍事的にもより緊密さを増し,経済面だけでなく米国の単独覇権主義に対して大きな楔となるだろう.
双子の赤字を抱え,泥沼のイラクから引くに引けない状況に追い込まれた米国は,ますます弱体化・孤立化し,ドル基軸の存続さえ危うくなってきた.
他方でエネルギー供給国として力を蓄えてきたロシアでは,プーチンの支持率がここへきてぐんと跳ね上がってきたし,中国とインドもロシアやイランに対してその資源とパイプラインの共同開発に着手し始めている.
イランの核開発など各国とも本音では問題視していないだろうし,実際,大した問題ではない.どのみち米国の凋落は明らかだ,距離を置きながら適当に歩調を合わせておけば,いずれ自滅するのは目に見えているので,それよりも,米国崩壊後の世界を見据えた経済圏の確立を急がねばならない.特に中国はアジア諸国だけでなく切り札をいくつも用意しているようだ.
一方,米国べったりのまま同胞アジアと歩調を合わせることが出来ない日本は,ずるずると米国経済の浮沈に引きずられながら右往左往しているのが現状である.どうしてもっと多面的な外交政策が打ち出せないのか不思議だ.不思議っちゅーか,情緒に左右されながら能力のない人間を御輿として担ぎあげるからこうなるのだな.
相も変わらず泡踊りが好きな博打好きは,そのうち日本国内の投資を再び萎縮させるだろう.
恐慌にならないことを祈りたい.


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