【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 それはパレスチナ人民が議論し決めることだ (・∀・)イイ!!

武闘放棄で対米摩擦回避を 中国外相ハマスと会談

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【北京1日共同】中国の李肇星外相は1日、イスラム原理主義組織ハマスの幹部でもあるパレスチナ自治政府のザハル外相と北京で会談、対イスラエル武装闘争路線の放棄などにより、米国との摩擦を回避するよう求めた。ザハル外相共同通信に明らかにした。
ザハル外相によると、李外相は会談で、イスラエルに対する武装闘争路線の放棄、イスラエル承認を受け入れれば「パレスチナ自治政府資金難や米国からの圧力回避が可能になる」と述べた。
これに対しザハル外相は「それはパレスチナ人民が議論し決めることだ」とし、中国側の提案に難色を示したという。
中国外相ハマス幹部との会談は、ハマスとの直接交渉を拒否している欧米と一線を画す形で、中東和平でも存在感を誇示する狙いがあるとみられる。

ついさきほど、北京でザハル外相との単独会見に成功したと小田切氏からメールが届いた。
ますますもつて楽しみな勉強会は、6月10日(土)である。
参加しないと損だぞ。
パレスチナ問題勉強会 - 【ねこまたぎ通信】


しかし、パレスチナを取り巻く国際社会の現在を見ていると、悲観的な思いにとらわれてしまう。
まともな選挙すら出来ないくせに力任せに暴れ回るどこぞの国が、利潤追求イデオロギーして民主化をみなに押しつける。
そのどこぞの国に盲従し、政治がまともに機能しない私たちの社会は、思考停止して今の国際社会が歪である事すら気付こうとしない。
対テロ戦争が有効でない事は、イラクアフガニスタンの現実が証明しているではないか。大義名分こそ違え、同じやり方を押しつけてきた中南米はどうか。
民主的な選挙で選択された政府とまともに交渉すらできない歪んだ欧米社会は、どこへ向かおうとしているのだろうか。
破滅への道を自ら望んでいるのか。
異文化・異文明・異人種・異民族への寛容や理解なく、文明の衝突と称して「正義」「自由」を頭ごなしに押しつけられて、お前たちは野蛮だと誹謗されて、誰が納得出来るというのだろうか。
ハマスのことだけではなく、話し合う事を拒否し残る選択肢は叩き潰すことだけ、そんな状況へ私たちの社会はどんどん追い込まれているような気がする。
それが知性の選択なのか。


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