【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 (゜Д゜) ハア??

つくづく米英の民主化を急いで欲しいと思う今日この頃である.

イラク:拘束の兵士救出で英軍装甲車が警察署突入 バスラ

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050920k0000e030021000c.html


【ロンドン山科武司】イラク南部バスラで19日、英兵2人がイラク警察当局に拘束され、救出しようとした英部隊が警察署に装甲車で突入し、2人を奪還した。この衝突でイラク人5人が死亡。英兵など多数が負傷した。
 英BBC放送などによると同日午前、バスラ市内で私服の英軍兵士2人がイラク警察の検問を受けて、警察官に発砲。2人が死傷し、兵士2人は逮捕された。ロイター通信はイラク当局の話として2人が諜報(ちょうほう)活動中だったと伝えたが、発砲の経緯については不明。
 事件を知った英部隊と装甲車両が警察署を囲み、壁を破壊し始めたため、見守っていた群衆が石や火炎瓶を装甲車に投げつけ、装甲車は炎に包まれた。英軍も銃で応酬した。英軍は2人の身柄を取り戻したが、留置施設にいたイラク人150人が逃亡したという。
 英国防省は装甲車の突入について「意図的に壁を破壊したものではない」と主張しているが、バスラ県のワイリ知事は「野蛮な襲撃だ」と英軍を非難した。
 バスラでは今月に入って英軍兵士が路肩に仕掛けられた爆弾で死亡。18日にイスラム教シーア派民兵幹部が英軍への攻撃を指示した疑いで逮捕されるなど、イラク側と英軍との緊張が高まっていた。
毎日新聞 2005年9月20日 10時28分 (最終更新時間 9月20日 11時03分)

「戦争」というのは,人間社会にとって最大のタブーの一つである「殺人」を「社会の要請」としてその「正当性」を所属する一個人に付与するものである.
兵士は「殺人」の訓練を受ける.
基本的には,「敵」「味方」あるいは,「戦闘員」「非戦闘員」を区別して軍事行動が行えるように訓練されているのであろうが,一兵士にとって戦場において最も発揮されるべき能力は,「殺人」や「破壊」や「戦術」の技術ではなく,即時の「判断力」であろう.一瞬の判断の遅れが自己の死に直結し,作戦全体の正否に繋がることもある.戦場で要求されるのは,判断の適法性や的確性ではなく,判断のスピードにある.市街戦やゲリラ戦においては,「敵」と「非戦闘員」の判断基準が曖昧になるため,判断力を鈍化させられることになる.極度の緊張状態に相俟って理性的であろうとする自我よりも「死」に対する「恐怖」が勝る時,「曖昧さ」は判断基準から排除され,選択肢は単純化・合理化される.そして,理性のたがは外れる.
「色の浅黒い奴は撃て!」
「動くものは撃て!」
このような軍事行動が正当化され続け,闇に葬られ続け,「日常化」していけば,軍事作戦を司るものの判断を超えて,私たちの想像力を超えて,私たち一個人が社会の中でそれぞれ求められる必要な手続を一切無視した(゜Д゜) ハア??な状態が,常態となるのである.
そして,負としての「人間の本性」を私たちは垣間見ることになる.しっちゃかめっちゃかである.


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