【ねこまたぎ通信】

Σ(゜◇゜;)  たちぶく~~ Σ(゜◇゜;)

 必見!!

NHK! 今度はちゃんとやれよ!

話題のBBCドキュメンタリー、NHK衛星第一放送で一挙放映!

http://groups.yahoo.co.jp/group/TUP-Bulletin/message/550


▼6月5日(日)午後10時10分〜翌6日(月)午前0時59分
 NHK・BS1「BS世界のドキュメンタリー」
 『「テロとの戦い」の真相』

 日本でもぜひ放映してほしいと思っていた中身の濃そうな番組が、きたる6月5日(日)22時10分から翌6日0時59分まで、NHKのBS1で『「テロとの戦い」の真相』として3本連続放送されることになりました。原題は「悪夢の力」(The Power of Nightmares)。ブッシュ/ブレア政権の進めるカッコつきの「テロとの戦争」が本当に額面どおりのものかどうかをじっくり検証する内容で、この種の調査報道ドキュメンタリーでは定評のあるアダム・カーティスが脚本と制作を担当しています。
 イギリスでは昨年10月から11月にかけての3週連続放映で大評判となり、「英国アカデミー賞」(BAFTA)テレビ部門賞を受賞。先日のカンヌ映画祭でも、2時間半に編集した映画版が特別上映されて話題を呼びました。アラブ圏でも放映されましたが、一番見てほしいアメリカでは、残念ながらバッシングを怖れてテレビ放映の計画がないそうです。

 番組は各1時間の3部構成で、それぞれ次のような内容になっています。
http://www.nhk.or.jp/bs/wdoc/

▼第1部「イスラム過激派の誕生」(原題:Baby It's Cold Outside)

 かつて政治家はより良い世界の夢を提示したが、いまでは人びとを悪夢から守ることを約束する。国際テロリズムは本当に指揮命令系統が一本化された国際組織なのか、それとも西側社会の崩壊を防ぎ、政治家が失いかけた権力と権威を取り戻すための幻の脅威なのか。物語は1940年代末、エジプトとアメリカで生まれた二つの集団、イスラム過激派とネオコン新保守主義者)のルーツを訪ねることからはじまる。両方とも、現代の行き過ぎた自由主義個人主義こそ社会崩壊の元凶と信じたが、やがて道徳と秩序の回復に恐怖を利用するようになっていく。

▼第2部「ビン・ラディンの実力」(原題:The Phantom Victory)

 1979年末のソ連によるアフガニスタン侵攻で、イスラム過激派とネオコンの奇異な同盟が生まれる。アメリカが資金と武器を提供したムジャヒディン戦士の中に、若きサウジ富豪オサマ・ビンラディンがいた。10年後にソ連が撤退したとき、イスラム過激派もネオコンも「悪の帝国」を倒したのは自分たちだと信じ、それぞれ世界革命に乗り出す。前者はアラブ圏において暴力と恐怖で支持者を集めようとし、ネオコンクリントン大統領の追い落としを図って、ともに挫折に向かった。ここから、空想と欺瞞と暴力に彩られた9・11とその後の世界が生まれる。

▼第3部「作られた恐怖」(原題:The Shadows in the Cave)

 2001年の9・11事件後、ネオコンはかつてのソ連をモデルにイスラム過激派を邪悪な強敵に仕立て上げる。世界には極端なイスラム思想によって9・11やマドリードの列車攻撃のような無差別テロに走る個人やグループが存在するが、高度に組織された秘密の国際テロネットワークがいつ西側社会を攻撃するかわからないというのは妄想だ。しかしいまや、もっとも暗い想像力をもつ者がもっとも強い力をもつ時代となった。9・11以降、政治家たちがどのように恐怖を誇張し、煽り、利用してきたか、さまざまな例を挙げて追及する。


一刻も早く観たい方は,こちらで,全編ご覧いただけます.
Part 1: http://www.informationclearinghouse.info/video1037.htm
Part 2: http://www.informationclearinghouse.info/video1038.htm
Part 3: http://www.informationclearinghouse.info/video1040.htm