【ねこまたぎ通信】

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 マハティール・ウォッチ!

マハティール、ジェニン入りをイスラエルより阻まれる(P-navi infoより)

http://0000000000.net/p-navi/info/news/200505261014.htm

アッバス議長がワシントン入りする直前に、マハティール前マレーシア首相がパレスチナを訪れていた。マレーシアのベルナマ通信社によると、イスラエルはマハティール前首相がジェニン入りするのを妨げ、マハティールは「イスラエルは嘘をついている」と怒り心頭だということだ。
先週、西岸を訪れていたマハティール前首相はジェニンを訪問しようとしたが、町の入り口でイスラエル軍によって止められた。2時間も待たされた挙げ句、入れないと言われ、次にはエルサレムに行こうとしたが、「治安上の理由で入ることができない」とエルサレム入りもイスラエルから阻止された。


「我々は前もって(マハティール氏の)訪問を知らされていなかった」


というのが、イスラエル側の言い分だが、マハティール氏は


「それは嘘だ。2週間前に訪問は知らせている。ジェニンはイスラエルが大規模な破壊を行い、たくさんのパレスチナ人を殺した場所だ。だから、彼らは私がそこに行くことを阻んだのだ」


と語っている。

( Malaysia's Mahathir says Israel denied him entry to hide atrocities (AFPによる)
http://news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/afp/20050524/wl_asia_afp/malaysiamideastisraelpalestinian_050524032150


マハティール氏は首相退任直前に反ユダヤ主義ともとれる発言*1を行い、イスラエルユダヤ社会からの反発を買っている。長年のパレスチナ支援者で、今年に入ってからは、マレーシアでの大きなパレスチナ支援会議を開催する後ろ盾となった。この会議には、パレスチナ、アラブ社会からの他にイスラエルの平和活動家も呼ばれ──マレーシアはイスラエルと国交がないので、特別措置で入国──、活発な議論が行われた。会議で採択されたスローガンは


「正義がないところに和平はない」


というものだった。


日本政府は中東和平に「貢献」したくて、様々なことをしようとしているが、そのひとつにイスラエルと国交のないマレーシア、インドネシアブルネイなどのアジア諸国にたいして、イスラエルとの国交樹立を働きかけるというものがある。

「余計なお世話」と誰からも言われそう……。

ぎゃははははは.いいぞ,マハティール!!

*1:マハティールウォッチhttp://park5.wakwak.com/%7Easia/mahathir/index.htmlから 2003年10月16日、マハティール首相はOICサミット(イスラーム諸国会議機構首脳会議)の冒頭演説で、イスラエルパレスチナ双方のテロを批判するとともに、「ユダヤ人は代理人を使って世界を支配している」、「ムスリムは頭脳を駆使してユダヤ人と闘うべきだ」と発言。 2003年10月17日、マハティール首相はOICサミット閉幕後の記者会見で、前日の演説が「反ユダヤ的」と批判を受けたことに対し、発言の趣旨が「パレスチナイスラエル双方の殺りくを止めなければならないということだ」と説明、「ムスリムをテロリストと呼ぶのは構わないのに、ユダヤ人に対して事実に基づいた発言をすることは許されないのか」と述べた。 2003年10月28日、マハティール首相は、米上院が首相の「ユダヤ人による世界支配」発言に反発して、120万米ドルのマレーシアへの軍事訓練費援助に当たりユダヤ教を含む信教の自由保証を付帯条件としたことについて、「わが国はもうそのような援助はいらない」、「米上院がユダヤ人批判に激しく反発したことは、私の発言が事実であることを証明している」と述べた。