【ねこまたぎ通信】

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 国境なき医師団 最新ニュース

アンゴラ:マールブルグ出血熱の流行、いまだ制圧できず」

http://www.msf.or.jp/news/news.php?id=2005051302&key=angora

3月22日にマールブルグ出血熱の発生が確認されたアンゴラでは、6週間以上が経過した今もなお、流行の制圧には至っていない。公式な数字として、4月30日までに271人の死亡と301人の感染が発表されている。医療スタッフの間にも多数の犠牲者が出ており、これまでに少なくとも19人が死亡した。
現地では、なおも憂慮すべき状況が続いている。流行の中心であるウイジェの街では、遺体の回収が毎日行われている。また、ウイジェの北西50キロに位置するソンゴの病院が、新たな流行発生地として浮上した。

「チャド:チャドではしかの流行に対応」

http://www.msf.or.jp/news/news.php?id=2005051303&key=chad

チャドでは現在、首都ンジャメナおよび南部と東部の少なくとも3つの州ではしかが流行している。国境なき医師団(MSF)は、感染者の治療、状況観察、集団予防接種などの緊急援助を開始した。
感染者は全国で6,000人以上(うち3,400人以上はンジャメナ)にのぼり、115人が死亡したと伝えられている。今年1月から4月の4ヵ月間で、昨年1年間と同じ数の感染者がすでに報告されたことになるが、実際にはその2〜3倍にのぼる人々が感染しているとみられている。いくつかの病院の小児病棟では、4月の死亡の半分がはしか感染によるものだった。