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マイケル、ピンチ　カルキンさん、１３歳少年の関係者次々証言

http://www.sankei.co.jp/news/050412/kok073.htm

　【ロサンゼルス＝岡田敏一】少年への性的虐待などの罪に問われている米歌手、マイケル・ジャクソン被告（４６）の裁判が続いているが、被告側に不利な証言が相次いでいる。映画「ホーム・アローン」の主役で知られる元子役、マコーレー・カルキン氏（２４）に対する性的虐待のほか、１１日には、１９９３年当時１３歳だった少年（今回の裁判の被害者とは別）とベッドを共にしたという証言も飛び出した。
　米カリフォルニア州サンタマリアの地裁の判事は３月末、今回の裁判とは別の虐待疑惑に絡む被害少年やその家族を証人として呼ぶことを認めた。証人の中にはカルキン氏もいたが、彼は「マイケルは親友。性的虐待は受けていない」と述べ、裁判では証言台に立たない考えを表明していた。
　しかし、同被告の元メードと元料理人は、カルキン氏に対する性的虐待の様子を暴露。米メディアによると、同被告の寝室を掃除するのが仕事だった元メードは、カルキン氏が子供時代、同被告とベッドで一緒に寝ていたなどと証言。
　また、１１日には、９３年当時１３歳だった少年の母親が証言台に立ち、「９３年３月、マイケルとともにラスベガスに旅行した際、彼は私に『僕たちは家族じゃないか。どうして僕と彼（息子）が一緒に寝ちゃだめなんだ。僕が信じられないの？』とすすり泣きしながら懇願しました」と語った。母親は同被告の懇願に負け、２人がベッドで一緒に寝ることに同意。同被告は翌日、母親にカルティエの金のブレスレットをプレゼントしたという。
　証言は今回の裁判に直接関係するものではないが、マイケル被告にとって不利なものばかりで、裁判の行方にも影響を及ぼすとみられる。同被告は今回の裁判で、０３年に当時１３歳の少年に性的虐待を繰り返したとして計１０件の罪に問われている。
【2005/04/12 大阪夕刊から】