緩やかに進行しているこの国の狂気

クルド人　強制送還、直前に中止　法務省　弁護団申し立て受け

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050207/eve_____sei_____000.shtml
　法務省入国管理局が国連難民高等弁務官事務所（ＵＮＨＣＲ）の難民認定を受けたトルコ国籍のクルド人父子を一月に強制送還し批判が高まっている中、新たに難民認定を求めている三十代の同国籍のクルド人男性をトルコに一時、強制送還しようとしていたことが、クルド難民弁護団の話で分かった。
　男性の親族が昨夏、トルコに派遣された入管職員による調査を受けていた。調査には現地の軍や警察関係者も伴っており、弁護団は「調査で男性の危険が増大したのに、法務省は何の責任も取らず強制送還しようとしたのは極めて不当」と批判している。
　弁護団によると、男性は茨城県牛久市の東日本入国管理センターに収容中で、四日午後のトルコ航空便に男性の席が予約され、成田空港に移送されていた。同弁護団が東京地裁に強制退去処分の執行停止などを申し立て、直前に強制送還が中止になったとみられる。
　また、男性は昨年十二月、同センターでハンガーストライキをした際、職員から暴行を受けたとして水戸地検に刑事告訴した収容者の一人。弁護団の関聡介弁護士は「地検の捜査も行われており、強制送還するのは証拠隠しに等しい」とする。
　支援者によると、一月下旬、男性の実家がトルコ軍関係者に家宅捜索を受けたという。入国管理局は「個別のケースに答えることはできない」としている。

法務省のことだから，また，簀巻きにして強制送還するのかと思ったよ．
http://d.hatena.ne.jp/takapapa/20050203#p2